Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2016 明治安田J1 1stステージ 第1節 vsベガルタ仙台

前半レポート

 2016年の開幕戦、相手はベガルタ仙台。先発は、トップ下に天野が入り、二列目の右に兵藤、左に齋藤。ワントップは伊藤が務める。
 2月のナイトゲームと、やや肌寒さを感じる中、仙台のキックオフで試合が始まった。
 お互いに慎重な立ち上がりから、前線へボールを入れる展開。F・マリノスは、6分に仙台にファーストシュートを打たれたものの、落ち着いてビルドアップしてチャンスメークを狙う。13分・空中戦でトップの伊藤がジャンプ、18分には三門がボールキープする相手MFに鋭い寄せを見せる。
 F・マリノスへ流れが向きかけるかと思われたのだが、仙台にシュートを決められ、先制点を奪われてしまった。
 追いかけるF・マリノスは26分、伊藤が右角度のないところから右足シュート、だがGKに阻まれる。
 30分を回るとF・マリノスは攻勢を強めたが、37分・齋藤の左足ミドルは左上へ。齋藤は、43分にも下平のパスから走り込んだものの、GKに抑えられた。
 前半は1点のビハインドで終了。

ハーフタイムコメント

「守備はもっとアグレッシブに。
攻撃はもう少しスピードとテンポを上げていこう。
ホーム開幕戦だ。リスクをとって思い切っていこう!」

後半レポート

 キックオフ直後から相手陣内に攻め込んだF・マリノスは、伊藤が仕掛けて2分にCKをゲット。右、天野のCKからの二次攻撃、クロスから中澤がニアで狙ったがクロスバーを越える。さらに、その1分後にはセカンドボールを三門がミドルシュートを見舞う。 
 F・マリノスは、さらに8分・伊藤の左足シュート、13分・齋藤のドリブルなどで攻め立てる。
 16分、F・マリノスベンチが動く。二枚代えで仲川、富樫をピッチに送り、より攻撃的にして仙台ゴールに迫る。しかし22分からの分厚い攻撃も、決定的な場面には結びつかない。27分、小林の鋭いクロスも相手DFがクリア。
 33分には3枚目の交代カードを切り中町が入る。そして38分・仲川、39分・中町とシュートを放つが、ネットを揺らすことができない。  
 アディショナルタイムは4分。47分には中澤がうまくニアに走ってヘッドで右スミへ狙ったがGKの好セーブの前に同点ゴールは生まれず。結局、このままタイムアップ。F・マリノスは開幕戦を勝利で飾れず、黒星スタートとなった。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

「後半は我々がしたかったプレーというものを出せたと思います。ただサッカーというのは90分で勝負しますので、最初の45分、前半が良くありませんでした。そしてそこで失点をしてしまって、0-1でリードされた状況でプレーせざるを得ませんでした。そうなると、なかなか追いつくことは難しくなります。
 やはり、いいスタートを切るということが重要でした。この後、また落ち着いて分析をしてみたいと思います」

質問:先発で起用した天野選手の評価は?
「天野だけではなく、チーム全体にいえることですが、ポジショニングというものが、バランス良く取れていませんでした。それが原因で、スピードアップしたプレーというものが生まれなかったと思います」


質問:中村選手がいれば、後半の攻めはもっとスピーディーに展開できたと思いますか?
「確かに、私も俊輔がいれば、もっとラストパス等を出せたと思います。そのラストパスを出すためには、才能が必要です。ですので、俊輔がいることによって、攻撃は良い状況になっていたと思います。
 ただ我々は今日、センタリングもたくさんありました。あと足りなかったのは、ゴール前でのアグレッシブさ、そしてセンタリングも数多くあったのですがそこのところの精度がもう少し上がれば良くなると思います。
 けれども、攻撃のところは、それでも良かったと思いますので、最後のフィニッシュのところ、そこが本当にサッカーで一番難しいところですので、タイミングであったり、プレッシャーがある中での正確な動きであったり、その他の細かいところが改善できればと思います。
 そしてセットプレーもありますね。俊輔がいれば、セットプレーのクォリティーというものも上がったと思います」

試合後コメント

DF22
中澤 佑二

「チャンスらしいチャンスがあったかというと、うーん…という感じだった。F・マリノスの課題であるラスト3分の1のオフェンスの精度を欠いてしまった。去年と同じ試合内容で、去年と同じ負け方でした。
前半は、裏に蹴られることを警戒しすぎて、全体的に下がりすぎてしまった。失点は匠に当たって入ったけれど、シュートを打つことが大事なんで。打てば何かが起きますから。
自分も含めて、チーム全体でシュート練習の意識をもっと高めていかなければいけないと思う」

MF11
齋藤 学

「負けていたけれど、ハーフタイムのロッカールームの雰囲気はすごく良かった。なかなか自分たちのやりたい形にもっていけなかったが、前半の終わりくらいからちょっとずつリズムが良くなっていたので。
後半、あれだけ攻めたからには、僕を含めて最後の質をもっと高めないといけない。
悔しいですけど、止まっているわけにはいかないので、次の福岡戦で勝てるようにしていきたいです」

「いい形まではいけたんですが、最後の精度がまだまだでした。点を取れるチャンスはあったので、シュートの精度や、思い切りの良さが出せれば良かったかなと思います。
二度の手術によるリハビリを終えて、コンディションも徐々に上がっているし、戻ってきているので、これを継続していきたいですね。
Jリーグの公式戦、日産スタジアムは初めての出場。日産スタジアムは去年の天皇杯の再試合で経験しているけれど、やっぱり開幕戦は違いますね。
流れを変えること、あとは点を取ることも自分の役割だと思っているので、そこにこだわっていきたい」

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