Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2016 ルヴァンカップ グループステージ 第3節 vs柏レイソル

前半レポート

 ヤマザキナビスコカップの2戦目、ホーム・ニッパツ三ツ沢球技場に柏レイソルを迎える。第1節の川崎フロンターレ戦同様、F・マリノスは直前のリーグ戦から先発11人全員を入れ替えた。栗原、榎本、兵藤などベテランに加え、富樫、前田をはじめ若手選手が数多く名を連ねている。さらにJFA・Jリーグ特別指定選手の高野も左サイドバックに入った。
 19:34、試合は柏のキックオフで始まった。立ち上がりからF・マリノスは1対1の局面で激しく戦い、ボールを奪いに行く。4分、天野がフェイントでマーカーをかわしラストパス。その1分後、速攻から兵藤が右から持ち上がり、ゴール前に入れると、前田がうまく反転して左足シュート。GKに防がれたが、リバウンドに詰めていたのが富樫。豪快に左足でネットに突き刺した。
 富樫の今季J公式戦3点目のゴールで先制に成功したF・マリノスは流れをつかみ、出足で相手を上回る。そして攻守両面で躍動感のあるプレーを見せる。8分・榎本がスミに飛んだ直接FKを左手で弾き出し、10分には右サイドを金井が快走。12分にも高野のロングパスを兵藤が柔らかいタッチで前田に渡す。
 その後も球際に競り勝つシーンが連続するなど、F・マリノスのペースは続く。40分、高野のクロスを仲川がボレーで狙った。しかし42分、F・マリノスがアドバンテージをキープすると思われたが、ミドルシュートで同点ゴールを許してしまった。
 アディショナルタイムは1分。前田が切れの良いドリブルで相手ゴールに迫ったが、シュートには持ち込めず。前半、1-1のタイスコアで終了。

ハーフタイムコメント

「守備は中を締めること。
攻撃はサイドを有効に使っていこう」

後半レポート

 序盤、先手を取ったのはF・マリノス。2分・富樫が良く走ってゴールラインぎりぎりでボールに追いつき折り返すと、3分・仲川が右から持ち込みペナルティーエリア内で富樫とワンツーからのシュートを試みる。続いて4分には天野がミドルシュートを見舞った。
 F・マリノスがペースを握ったとみられたが、5分にCKからのヘディングシュートで逆転されてしまった。
 追いかけるF・マリノスは、10分・兵藤の左からのクロスを仲川がボレー、17分・天野から前田へのスルーパスと柏ゴールに迫る。そして18分に最初の選手交代でカイケを投入。攻勢を強めたいところだったが、23分にまたもCKから失点、リードを広げられてしまった。
 2点のビハインドを負ったF・マリノスは、26分・カイケのミドル、27分・天野のクロスと攻め立てるもフィニッシュには結びつかない。28分に二人目の交代で遠藤がピッチに入ると、さらにギアを上げてシュートの場面を増やしていく。だが35分、遠藤のシュートはクロスバーを叩き、38分、カイケが栗原のロングボールを胸トラップから右足で狙うもGK正面へ。39分には仲川が右からカットインして左足シュートを狙ったが左に外れた。
 そして終盤、40分に3人目の交代選手として和田がイン。和田は42分に金井のクロスをヘッドでうまく合わせたが、惜しくもポスト左に行ってしまう。44分には、数本のパス交換のあと新井が左足ミドルを放つも、クロスバーの上へ。
 アディショナルタイムは4分。相手陣内深く攻め込むもののフィニッシュシーンは訪れない。最後は兵藤のFKが合わず、ゴールラインを割ったところでタイムアップのホイッスルが鳴った。
 F・マリノスは後半11本のシュートを放つもののゴールを奪えず逆転負け。ヤマザキナビスコカップの初勝利は次節、2週間後のホーム、サガン鳥栖戦に持ち越された。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

「両チームとも、たくさんのチャンスがあったゲームでした。後半は少なくとも1、2点取れた内容だったと思います。
ただ、今日のゲームを左右したのは守備の面だったと思います。セットプレーの守備のところだったと思います」

試合後コメント

MF25
前田 直輝

「最初に来たシュートチャンスを決めなきゃいけなかったけれど、ケイマンが決めてくれて良かった。
だけど、その後も何度か攻撃のスイッチが入ったとき、やり切れなかったのは悔やまれた。もっと強引にいかなきゃいけなかった。
個人的には、もっと体のキレを上げていきたい。試合勘というか、対人の部分、局面におけるキレというのは去年に比べて、まだまだ低いので。
F・マリノスに入ったからには、向上させなきゃいけない部分はたくさんある。でも、自分なりにやらなきゃいけないことは分かっているので、焦ってはいません」

DF4
栗原 勇蔵

「このメンバーで練習する時間もあまりないけど、今日はフロンターレ戦に比べていい攻撃ができたと思う。
ただ失点はいただけなかった。1点目は連係面のミス、セットプレーは競り合いに勝てなくてやられてしまった。
でも、まるでダメだったわけじゃない。結果は負けだけど、みんなやることはやっていた。次につなげていきたいと思います」

GK1
榎本 哲也

「個人的には、1失点目。あそこは止めたかった。流れが良くなってあの時間帯、あそこで1-0のまま終わっていれば、また全然違っていた。そこで失点してしまったことが、自分の反省。
チーム的には3失点しちゃったけど、攻撃のいい形もあった。ただ、前回とはまた違って、ちょっと難しかった。浮足立っていた部分があったかもしれない。先制点をすぐに取れたこともあって、若干ホッとした部分があったかも。そういうところを引き締めていかないといけないし、自分がゲームをコントロールしたい」

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