Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2016 明治安田J1 1stステージ 第12節 vs鹿島アントラーズ

前半レポート

 前節から中5日で迎えるアウェイ戦。第7節ジュビロ磐田戦以来、約1か月ぶりのリーグ戦勝利を目指す。ケガや出場停止もあり、スタメンは前節から4人代わる。CBに栗原、ボランチにパクと今季リーグ戦初先発の二人が入り、ワントップを務めるのは伊藤。またケガが回復したマルティノスが第8節以来の出場となる。
 F・マリノスのキックオフで始まった試合は、序盤から球際をはじめ激しい戦いが展開される。5分、走り込んだカイオとぶつかりながらも飯倉が勇敢にボールを抑える。しかし9分、FKから金崎に頭で流し込まれ、先制を許してしまう。
 同点に追いつきたいF・マリノスは、右のマルティノスにボールを渡し、突破口をつかみたいところだが、警戒度を高めた鹿島の複数マークにあい、起点がつくれない。 
 試合は、やや鹿島ペースで進むが、F・マリノスも24分の飯倉の好セーブなど追加点を与えず、25分を過ぎると、徐々にF・マリノスのボール回しにリズムが出てくる。30分、マルティノスのクロスにゴール前で齋藤がヘディングシュートを狙う。
 その後も、マルティノスと齋藤が左右入れ替わって両サイドから仕掛ける。そして40分を過ぎると攻勢を強め、鹿島ゴールに襲いかかる。41分、CKからのセカンドボールを栗原がオーバーヘッドでシュート。43分にはビッグチャンス。齋藤が左サイドで3人を抜き去り、持ち上がって中央へラストパス。これをマルティノスがダイレクト左足で狙ったが、シュートは左上に外れた。0-1と1点のビハインドで前半を終了。

ハーフタイムコメント

「後半の入り方を注意しよう。
絶対チャンスは来るので、しっかり守備をしよう」

後半レポート

 F・マリノスは、GKをが飯倉から榎本に代わってスタートする。そして、入りから集中し鹿島陣内にボールを持ち込む。1分・マルティノスのクロス、5分・オフサイドを取られたが中町が裏に走り小林のパスを受ける。7分には、中村、中町、齋藤とボールがつながり、左サイドをドリブルした齋藤がクロスをゴール前に送ったが、マーカーに詰められてマルティノスへは渡らない。そこからもF・マリノスのペースは続き、19分には伊藤がペナルティーエリア外からシュートを放つが、GKに阻まれる。
 流れをつかんだもののフィニッシュに届かないF・マリノスは、27分にカイケを入れて2トップにし、よりオフェンシブな布陣とする。この交代直後の28分、右CKを中町がヘディングシュート。強い軌道が左スミへ向かったが、惜しくもポスト左に外れた。
 30分過ぎからは鹿島の反撃にあうが、34分・パク、35分・小林と身体を張ったタックルでしのぐ。そして再び攻撃に移り、38分には二次攻撃から中澤が入れたボールがこぼれたところを、齋藤が懸命に右足を伸ばしてシュート。惜しくもポスト右へ行ってしまう。一丸となって同点ゴールを奪いにいくF・マリノスは、その後も41分、小林のクロスを齋藤がジャンプしヘッドを狙う。そして43分には、巧みなフェイントでマーカーを抜いたマルティノス右から持ち込み、早いモーションで左足を振り抜く。強烈なシュートがワクを捉えたが、GKの好セーブに同点ゴールを阻まれた。
 アディショナルタイムは3分。必死に攻めるF・マリノスだが、鹿島の厚い守備を崩し切れずこのままタイムアップ。F・マリノスは、0-1の惜敗でこの対戦カードの連敗をストップすることはできなかった。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

「非常に高い強度のゲームでした。少なくとも、今日は引き分けの内容だっだのではないかと思います。相手よりもたくさんのチャンスをつくっていました。ただセットプレーで失点してしまいました。
今日の選手たちのパフォーマンスは、本当に素晴らしかったのですけれども、あのセットプレーの失点が悔やまれます」

試合後コメント

DF2
パク ジョンス

「アントラーズというチームは、本当にいいチーム。それに対して、私たちもいい準備をしてきました。
今日は、お互いにいいゲームができたと思います。セットプレーで失点したあと、私たちも攻撃のチャンスをつくりましたが、残念ながら負けてしまいました。
(自分のプレーについては?)やはりすごく緊張しました。ですけど、自分はこの1週間でできるだけいい準備をしてきました。そして周りの選手も、いい言葉をかけてくれて助けてくれました。ある程度、いいプレーができたかなと思います」

FW20
マルティノス

「ケガの問題は、もう心配ありません。前半、学から受けて打ったシュートなど決められなかったシーンもありましたが、サッカーではよくあること。
自分たちが今置かれている状況は良くないけれど、運がない部分もあります。今日はフリーキック一本でやられましたが、それ以外はウチのチャンスが多かった。そこで崩すことができれば、今度は自分たちに運が回ってくるはず。
ファン、サポーターは最後まで応援してくれて、自分たちを後押ししてくれました。パク ジョンスも初出場で緊張したでしょうが、素晴らしいプレーを見せてくれました。チームは必ず立ち直ると信じています」

DF23
下平 匠

「後半は受け身じゃなく、自分たちで仕掛けることができた。全員で意思統一できれば、こういう試合もできるということを感じました。
前半の失点は、自分の責任でもある。それ以外は、相手をしっかりつかまえることができたと思う。追いつけなかったけど、チャンスも結構つくれた。得点できなかったけれど、前の選手だけの責任じゃない。今日の試合を浮上のきっかけにしたいと思います」

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