Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2016 明治安田J1 1stステージ 第16節 vs大宮アルディージャ

前半レポート

 第16節は、2年ぶりの対戦となる大宮アルディージャとのアウェイ戦。上位を倒して勝点を積み上げたいF・マリノスは、前節から5人スタメンを代えて臨む。CBにファビオ、左サイドバックには下平、ボランチに喜田、二列目右にマルティノスが入る。そしてワントップを務めるのは富樫。
 気温は、日が落ちてから下がり26.4℃。試合は、F・マリノスのキックオフで始まった。
 F・マリノスは集中してゲームに入り、ボールを握ってサイドに展開する。1分、齋藤のパスをもらった下平がゴール前へクロスを送ったのを皮切りに、5分・高い位置で喜田がパスカット、6分にはマルティノスがドリブルからラストパスと攻勢を仕掛ける。押し込むF・マリノスは、さらに8分、この試合最初のCKをゲット、中村が直接狙ったが、惜しくもクロスバーを越えた。
 13分のミドルシュートを榎本がしっかりセーブした後も、F・マリノスの攻撃が続く。15分、18分と右サイドから形をつくり、23分には下平のヘッドの折り返しに齋藤が飛び込む。24分はGKのセカンドボールを喜田がミドルシュート。ワクに行ったがDFに当たって、再びCKになった。
 0-0の均衡を破れないF・マリノスは、終盤も攻め手を緩めず大宮ゴールに向かう。すると44分にビッグチャンスが訪れる。カウンターからマルティノスが持ち上がり、二次攻撃で中町のパスがペナルティーエリア内左の齋藤へ。齋藤は右足で狙ったが、GKの好セーブに防がれた。
 7本のCKを含め優位に試合を進めたF・マリノスだったが、ゴールをは奪えずに前半を折り返す。

ハーフタイムコメント

「守備はバランスをしっかりとること。
攻撃はスピードアップをもっと意識すること」

後半レポート

 後半もF・マリノスがコントロールする流れは変わらない。4分、齋藤が得意のドリブルでディフェンスラインを突き破りゴールに向かうと、相手がたまらずファウル。ペナルティーエリアすぐ外・正面という好位置でのFKをゲットする。キッカーはもちろん中村。低いライナーが壁を越えてゴール右へ飛んだが、相手GKの好キャッチにあってしまう。さらに13分、右FKからセカンドボールをファビオがボレーで右足を振り抜いたが、この一撃も相手GKの好セーブに阻まれた。
 攻めながら得点が奪えないF・マリノスは21分、最初の選手交代でFW伊藤をワントップに。ところがこの直後の22分、大宮の反撃を受けて先制ゴールを奪われる。
 ビハインドを負ったF・マリノスだが、気を取り直して大宮陣内にボールを運ぶ。24分には喜田が加速してドリブル、果敢にDFライン突破を図ったが止められて、シュートには結びつかない。
 27分に2人目の選手交代で中村に代えて兵藤がイン。その3分後、小林の正確なクロスがファーポストに走り込んだ下平へ。下平はヘッドで狙ったが、ワクをとらえ切れず右上へ。このプレーの直後に、F・マリノスベンチは3人目の交代カードを切って遠藤を投入した。39分・遠藤の深くえぐってのクロスで揺さぶった後、右からの小林のクロスを兵藤がゴール正面に走って巧く合わせる。ボールはワンバウンドで左スミに行ったが、相手GKが好捕。
 41分・伊藤の左足ミドルもGKの両手におさまるなど1点が遠いF・マリノス。しかし、あきらめない姿勢が同点弾につながる。45分、右CK。兵藤のキックをゴール前で中町がジャンプしてヘッドで前方に送ると、下平が左足でフィニッシュ。下平の今季初ゴールで、ついに同点に追いついた。
 アディショナルタイムは4分、互いにカウンターからの速攻の応酬となるが、決定的なシーンはつくれず、このままタイムアップ。F・マリノスは粘って追いつき、勝点1をゲット。次週、最終節でFC東京とのホームゲームを迎える。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

「今日、自分たちは、自分たちが描いていたプランどおりのゲームができたと思います。たくさんチャンスもつくりましたし、ゲームをコントロールしながらプレーできました。
ただ、最後のフィニッシュのところでのリアリティー、そこが得点に結びつけることができませんでした。同時に、相手のGKも素晴らしいパフォーマンスをしていましたので、最後のところでのフィニッシュが足りませんでした」

試合後コメント

「前回のフロンターレ戦でいいプレーができず敗れていたので、悔しい気持ちを持って今日の試合に臨みました。
ずっと出る準備はしていた。しかも負けている展開だったので、絶対にチャンスはあると思っていました。
自分が入って点が入った。自分が入ることで、1対1で仕掛ける場面をつくれたし、同点ゴールとなったコーナーキックをとる場面に自分も絡めたのは良かった。本当は逆転したかった」

DF5
ファビオ

「久しぶりの出場というチャンスをもらえて、素直に嬉しかった。チームとしても、しっかりボールを回して、チャンスをつくれたけど、残念ながらゴールまではいけなかった。
次の試合は、しっかりと勝ちを狙っていきたいと思います」

DF22
中澤 佑二

「いい流れで攻めても、いいシュートを打っても入らない。ウチがチャンスをたくさんつくっていて、そこで点を先に取られるのがサッカーだけれど、追いついて良かったです。でも、スローインからの失点は反省しなければいけません。
セットプレーがらみで点は取れたけど、流れの中から点が欲しかった」

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