Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2016 明治安田J1 2ndステージ 第9節 vsFC東京

前半レポート

 今ステージの折り返しとなる第9節、アウェイでFC東京と戦う。F・マリノスのスタメンは、出場停止の喜田のところにパク ジョンスが入り、中町とダブルボランチを組む。試合は、FC東京のキックオフで始まった。
 立ち上がりから積極的にサイドを使うF・マリノスは、2分に金井がコンビネーションによって左サイドのスペースを突きクロスを送る。9分にはオフサイドとなったものの、齋藤のスルーパスでカイケが裏へ走った。さらに10分、マルティノスがこの試合のファーストシュートを放つなど流れをつかむと、15分にも天野が素早く反転してマークを外し右足シュートを見舞った。
 その後も、20分・マルティノスの鋭いクロス、24分・FK、28分・CKと押し気味に試合を進めるF・マリノス、しかしポゼッションで優位に立つものの、相手の守備を揺さぶるには至らず、試合はややこう着状態となる。そして終盤42分、F・マリノスはFC東京にワンツーからの突破を許し、東にミドルシュートを決められた。
 先制されたF・マリノスは、すぐ反撃に転じたがFC東京のDFラインを崩し切れない。アディショナルタイム、相手陣内でFKに続いてのCK、これをゴール前でクリアされた直後にホイッスル、前半が終了。  

ハーフタイムコメント

「攻撃はもっとスピードアップすること。
守備はボールを失ったあとの切り替えを早く。
相手よりも良いプレーをしよう」

後半レポート

 追いかけるF・マリノスは、2分・マルティノスのクロスからCKをゲットし、4分・カイケがロングシュートを放つなど、攻勢をかける。11分には最初の交代カードを切り、遠藤を左サイドバックに起用。その遠藤は14分、果敢にドリブル。これはDFに止められたが、リバウンドをパク ジョンスが拾い、シュートにつなげた。
 ところが、このプレーの後、流れはFC東京に移り、F・マリノスは相手にボールを握られ自陣で守る場面が増えていく。しかし21分のCKを榎本が好捕するなど追加点は与えない。22分には2人目の交代で伊藤がFWの位置に入った。さらにその6分後、早くも3枚目の交代カードを切り兵藤がイン。
 ここからF・マリノスは、より前線からプレッシャーを強めていく。34分、裏へのロングボールを入れられたシーンは、榎本が判断良くペナルティエリア外に飛び出してクリア。すると、今度はF・マリノスがいい形からのカウンター攻撃で、伊藤が持ち上がる。続いて37分には、マルティノスのドリブルからFKをゲット。41分にも同じような位置でFKを獲得すると、兵藤が直接狙う。壁に当たってゴールラインをこえた。
 攻めるもののゴールが遠いF・マリノスは、44分・FC東京のカウンターを榎本のファインセーブで防ぐと、すぐに相手陣内に攻めかかる。しかし、FC東京の守備ブロックを破ることはできず、5分のアディショナルタイムもビッグチャンスは訪れない。50分、右からのCKを小林がニアでヘディングシュートを見せるが、ポスト右に外れた。
 結局、0-1のままタイムアップ。F・マリノスは今ステージ初黒星を喫した。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

「皆さんが見られたとおりだと思いますけれども、我々、ポゼッションはたくさんできていたのですが、それを決定的なチャンスにつなげるというところができませんでした。ボールを持った時のプレーのスピード、そしてリズムを出すというところが、今日は足りませんでした」

質問:後半、遠藤選手を投入するなどしましたが、なかなかサイドを崩し切れませんでした。その理由については?
「まず選手個人のところです。各選手が、今日はやはり能力を発揮できていませんでした。というのは、止まってのプレーがあまりにも多すぎました。それもあって、サイドに遠藤を投入したのですけれども、彼は左利きではないので、なかなか左サイドをタテに突破していくというところが、うまく機能できませんでした。
いずれにせよ、今日はサイドのプレーヤーたちが、自分の個人の力を出し切れなかったというところが問題だったと思います」

試合後コメント

DF24
金井 貢史

「僕たちは引き分けじゃダメなんで、勝たなければいけなかったし、先制点で試合が決まったのが残念。跳ね返す力も、今日は発揮できなかった。悔しいですね。
相手が中を締めて守ってきたからサイドが空くので、高い位置でボールをもらう場面が多かった。でも、得点にもつながっていないし、チャンスにも絡んでいないので、そこはもっともっとやらなければいけない。次につなげたいです。
交代してしまったのは、何かしらの原因がある。チームが勝ちにいくために、渓太に託して僕はベンチで見守るしかなかった。悔しかったです」

FW16
伊藤 翔

「0-1になってから、うまく相手に守られたというのはもちろんありますし、後半残り時間が少なくなってくるにつれて、向こうのブロックも下がってきたしコンパクトになってきたので、崩すのは難しかったです。
前半が、すごくまったりした試合展開ではありましたけど、ああいうところで、ひとつの良いパスや良いトラップによってゴールにつながってしまうことは多々あります。そういうのが、自分たちはできませんでした。だから、相手のやりたいような試合をやられたという感じです。
セカンドステージ初めて負けて、もちろん誰もが気分は良くないと思います。切り替えるというのはもちろんそうなんですけれど、相手が鹿島ということで、切り替えるのは当たり前で、それ以上のことをやらないと勝てないと思います。
ですから、どういうリバウンドを見せられるか。チームとしてもボク個人としても、大事になってくると思います」

MF11
齋藤 学

「(ボールに触る回数がいつもに比べて少なかった?)戦術的な指示で裏を狙っていたが、裏に走るタイミングがなかった。
でも前半に足元でボールを受けて、自分のところで展開していく形はできていたんですけど、なかなかリターンが帰って来なくて、単発で終わるシーンが多かったかなと。
結果を出せないのは自分の力のなさだと思うし、あれだけサポーターが来てくれたので、負けてはいけない試合だったと思う。
でも、そう言ってもしょうがないので、次の鹿島戦に向けてやっていきたい」

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