Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2016 天皇杯 3回戦 vs東京ヴェルディ

前半レポート

 天皇杯3回戦、東京ヴェルディとの試合。F・マリノスは、中村が久々に先発出場。GKは2回戦と同じく飯倉が務める。右サイドバックに遠藤、ワントップにはカイケ。ウォーミングアップ前に雨もあがり、試合は東京Vのキックオフで始まった。
 立ち上がりこそ、東京Vの激しいコンタクトプレーにあったF・マリノスだったが、中村のパスワークなどで徐々にリズムをつくり始める。11分・齋藤のドリブルシュートに続き、13分・天野がクロスからの左足シュート、16分にはカイケへ渡らなかったものの齋藤がタイミングよくラストパスを狙った。
 そしてF・マリノスのペースとなった時間帯に先制点が生まれる。齋藤のドリブル突破でゲットしたFK。中村の左足から放たれた一撃が、鋭い軌道を描いて左スミへ。中村らしい見事なFK弾で、F・マリノスは先制に成功した。
 リードを奪ったF・マリノスは22分、23分の好機こそ逃したものの、26分に右CKからの二次攻撃、中村のクロスを中町が鮮やかに頭で合わせ、ネットに突き刺す。2-0とリードを広げたF・マリノスは、30分前後の東京Vの反撃にも動揺することなく、DF陣が余裕を持ってはね返す。
 そして終盤、連携からいい形をつくった。44分、齋藤、カイケとつなぎ、マルティノスが中央で合わせたがDFがブロック。続いて、中村のパスを受けた齋藤が切れ味鋭いドリブルで持ち上がると、たまらず東京V選手がファウルで止めてPKに。これをカイケが左スミにきっちり蹴り込んで3-0として、前半を折り返す。

ハーフタイムコメント

後半レポート

 後半、優位に立ったF・マリノスは落ち着いてゲームをコントロールする。最初の交代のカードは金井にかえて小林が右サイドバックに、遠藤が左サイドバックに移る。
 10分・天野のパスでマルティノスが右サイドを快走、11分・中村とのパス交換でマルティノスが右からえぐるなど、東京Vゴールに迫るF・マリノス。フィニッシュには結びつかないものの、効果的なオフェンスをみせた。13分に2人目の交代でパク ジョンスがCBに入ってからは、やや攻められる時間帯を迎えたが、飯倉の積極的なポジションどりや中町のシュートブロックなどでゴールを許さない。
 30分からは、F・マリノスが追加点をめざして攻撃のペースを上げていく。30分・遠藤がカットインしてシュート、そして32分にはカイケが決定的な形から狙ったシュートは右ポストを直撃。
 33分に3人目の選手交代で和田が加わってからも、F・マリノスの安定した攻守は変わらない。35分、40分とフリーで持ち込まれた場面でも、いずれも飯倉が鋭いダッシュからシュートをストップ。
 すると43分、マルティノスが右から突破してグラウンダーのクロスを送ると、ゴール前で待ち構えていたカイケが右足でフィニッシュ。カイケのこの試合2ゴール目で4-0としたF・マリノスは、公式戦5連勝を飾るとともに、天皇杯ベスト16進出を決めた。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

「今日は、自分たちがポゼッションをしてゲームをコントロールしたいと思っていましたので、選手たちがそれを見事にやってくれて、自分たちの展開にしてくれました。
前半3-0でリードして折り返しましたので、後半もゲームをコントロールするということができやすいと考えていました。
この流れを次につなげて、日曜日の川崎F戦に向けて、いい準備をしていきたいと思います」

質問:久々に試合に出た中村選手のパフォーマンスについては?
「ご存知のように、俊輔は長い間、試合から遠ざかっていましたので、今日は、彼のプレーのリズムがどうだったかとかを判断する段階にはないと思います。
ただ、やはり彼の素晴らしいフリーキックでチームがいいシナリオを持って戦っていくという展開をつくってくれました。
後半は、彼が非常に良いポジショニングで起点となってボールをポゼッションすることができて、チームがゲームをコントロールすることに大きく貢献してくれました」

質問:齋藤選手のパフォーマンスについては?
「まず学だけではなく、今日は両サイドアタッカーのポジショニングが非常に良かったです。学が、自分たちのサイドのアタッカーとしての役割を非常に良く守って、やってくれました。
そしてスピードアップするプレーですね、それをうまくやってくれたと思います。
前回の試合では、まだ20分ぐらいしかプレーしていませんでしたので、非常に良かったと思います。フィジカル的にも上がってきていますので、川崎F戦では、100%の力でプレーができると思います」

試合後コメント

FW14
和田 昌士

「本当に久々の公式戦だったので、入る時はちょっとソワソワしました。
いつもと違うポジションだったんですけど、スペースが後半は空いていたので、ボールに触ることができて良かったと思います。けど、最後のシュートは決めたかったです。
渓太は慣れないサイドバックでやっていて、すごく頑張っているなと思ったので、俺も出てたら頑張って、2人で点に絡んだりとか、結果を残せたらいいなと思っていました」

DF24
金井 貢史

「勝たないといけない試合で、勝てて良かったです。チームとして、グラウンドをワイドに使うということがうまくできていた。4点取って、しっかりゼロに抑えることができました。
ヴェルディには絶対勝たないといけない。自分は育成年代からF・マリノスにいるので、その意味はしっかりわかっている。いいライバルとしっかり戦えて、勝てたことも良かったと思います。
もう次の試合に切り替えて、川崎F戦に臨みたい。ホント大事な試合だし、ここで勝たないと意味がないというくらいの気持ちでやります」

FW20
マルティノス

「自分は、最後のアシストだけを見れば良かったと思う。カイケも良く決めてくれた。ただ、何度かトライしてああいう形を狙っていたんですけど、自分のミスがありました。
(高知でプレーした感想は?)ウチのサポーターがなかなか来れない場所での試合で、高知にはJリーグのチームがないと聞いてました。ここで、いいサッカーを見せることができて良かったです。
自分たちにとってはスケジュールがタイトになるが、次もやるしかないですね」

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