Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2016 明治安田J1 2ndステージ 第16節 vsサガン鳥栖

前半レポート

 いよいよ残り2試合となったJ1リーグ戦、サガン鳥栖とのアウェイゲームを迎える。鳥栖とは今季J公式戦で2度対戦しており、いずれもF・マリノスが勝利をおさめている。F・マリノスの先発は前節から一人変更、MFで中町に代わって兵藤が入る。
 F・マリノスのキックオフで始まった試合、立ち上がりはファーストシュートを許すなど、鳥栖のプレッシャーにやや押される。9分にはミドルシュートを打たれたが、榎本ががっちり抑えた。
 このプレー後、F・マリノスのオフェンスがスピードを上げる。9分、金井のロングパスを富樫が受けて左足シュート、相手DFに当たってCKをゲット。10分にはダイレクトパスでリズムをつくり、齋藤が前線の富樫へラストパスを送る。
 中盤でボールを握り、F・マリノスの流れになってきたと思われたが、ホームの鳥栖も積極的に速いカウンターを狙う。そして22分、金民友がペナルティーエリア内に入り、反転しての左足シュート。これが左スミ、サイドネットに決まった。
 リードされたF・マリノスは32分、齋藤からのパスに富樫が狙い、34分には兵藤が右からえぐって折り返したが、いずれも相手守備陣に跳ね返される。さらに39分、バイタルエリアでのコンビネーションを仕掛け、43分にはロングパスを受けた前田が右サイドからドリブルで持ち上がり細かなステップからシュート、DFに当たる。
 アディショナルタイム2分と表示された直後、鳥栖が、素早いカウンターから狙ったが、中澤がコースに入りシュートをブロック。前半は、1点のビハインドで折り返す。

ハーフタイムコメント

「守備はロングボールに注意すること。
攻撃はサイドを有効に使っていこう。
絶対に逆転しよう!」

後半レポート

 立ち上がり1分、2分と仕掛けてきた鳥栖の攻勢はしのいだF・マリノスだったが、6分にボールを奪われてカウンターを受ける。そして3-4の形となりミドルシュートを打たれる。これがDFに当たりゆっくりとネットに吸い込まれるように決まり、追加点を奪われた。
 2点を追いかけるF・マリノスは、ここから反撃に移り、まず9分、CKの流れから中澤が決めて1点差に迫った。ここから15分までは、ややオープンな展開となり両チームとも攻撃を応酬、互いに相手ゴールに迫る。
 21分、F・マリノスは最初の選手交代でマルティノスを投入。ゲームをコントロールして相手陣内での時間が増えていく。22分、23分と右から攻めて迎えた24分、まず喜田が相手ボールを良く追いかけてプレッシャーをかける。そして、この喜田の献身的なランによってGKのキックが通らなかったところを齋藤が拾い、富樫とのワンツーでペナルティーエリアに持ち込む。最後は右足で左サイドネットに正確に流し込んだ。
 齋藤の今季10得点目で2点差を追いついたF・マリノスは、逆転を狙って畳みかけるが、3点目はなかなか奪えない。29分・金井のクロス、34分・2人目の選手交代で伊藤が入ったのを挟み、37分・富樫の右足シュート、43分・マルティノスのミドル、44分・齋藤がドリブル突破からの伊藤の右足ダイレクトと、何度もゴールチャンスを迎えたが、フィニッシュには届かない。
 アディショナルタイムは4分、最後まで鳥栖ゴールに迫ったF・マリノスだが、2-2のままタイムアップを迎えた。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

「非常にクオリティーの高いゲームだったと思います。
F・マリノスの方が、運がなかったと思います。鳥栖は非常に少ないチャンスだったのですけれども2点を挙げました。非常に幸運な形での2ゴールだったと思います。
自分たちは、今日は非常にハイクオリティーのプレーができました。試合に勝つに値するチャンスをつくりました。ただ、鳥栖のGKも2、3回決定的なボールを止めて素晴らしかったです」

質問:リーグ戦は残り1試合になりました、次節、どのような準備をして臨みますか?
「時間がありませんので、何かを向上させるための特別なトレーニングなどはできません。
今、良いパフォーマンスはできています。これをキープしたいと思います。
ただその中で、もし一つできれば、今日も最後の30メートルのところまでは良かったんですけれども、ラスト30メートルのところの正確性、判断、ラストパスの精度等ですね、そこがやはり、まだ足りない部分です。そこを選手が意識してくれればと思います。
あと、若手が非常に多くピッチに出ているのですけれども、若手が今日も非常に自分たちのやりたいプレーを、各自の役割というものを発揮して成長してくれています。その点に、満足しています」

質問:齋藤学が3試合連続ゴールを決めました。
「非常に決定的なプレーをしてくれています。彼が今、素晴らしいパフォーマンスができているのは、チームとしても良い効果を彼にもたらしているということだと思います。チームのプレーモデルが、彼の力を生かしやすいように、チーム全体がそういうふうにプレーできていますので、そこで彼が力を発揮できています。
そしてもちろん学自身も、今までで一番ゴールを決めていると思いますし、効果的なプレー、決定的なプレーができています。学自身のプレーに関しても、チームとしてのプレーに関しても、私自身、嬉しく思っています」

試合後コメント

DF15
新井 一耀

「0-2から追いついたのは、チームが強くなっている証しだと思うし、チームの団結力が生んだ引き分けだと思います。途中から入った選手も活躍したし、総合力は上がっていると思う。
今日は出場時間が短かかったけど、自分が出たら何ができるかを考えながら、チャンスを待ちたいと思います」

MF25
前田 直輝

「後半、カウンターから右足で打ったシュートは、相手に左を切られていたので、一瞬で切り返しました。いい判断だったと思うけど、もっと練習しなきゃいけない。
チームとしてよく追いついたけど、勝ち越すチャンスもあった。
個人的には、ここ何試合かは、ひどい出来だと思うので、まだまだやらなければいけない」

MF7
兵藤 慎剛

「内容的には特にやられてないし、アンラッキーな失点が2点あった。そこはサッカーなので、そういうこともある。でも、そのせいだけにしてしまっては、進歩がない。そういうのすらないように、もう少しきちんとした試合運びをしないといけない。
最後、逆転できるチャンスもあったと思うんですけど、パスミスや判断ミスでチャンスをつぶすこともあったと思う。そこの精度を上げていかないと、結局、勝ち切れない。
今月の試合をほぼ引き分けにしてしまっている要因だと思う。チームとしても考え直さなけいけないところだと思います」

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