Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2019 天皇杯 ラウンド16 vs鹿島アントラーズ

前半レポート

 ベスト8進出をかけて鹿島アントラーズと戦う。鹿島との天皇杯での対戦は、96回大会・準決勝以来の顔合わせとなる。F・マリノスの先発は8月14日の3回戦から5人を変更、DFラインは右から和田・ドゥシャン・伊藤・ティーラトン、FWはエリキ・山谷・遠藤の3人。ゲームキャプテンは喜田が務める。
 鹿島のキックオフで試合はスタート。F・マリノスが積極的に前に出てペースをつかむ。1分・遠藤がドリブルからこの試合のファーストシュートを放つと、3分・エリキが相手ボールを奪取。4分には複数の選手が連動してマイボールとし、遠藤が折り返す。さらに8分・和田のパスカット、10分・大津が競り勝ってティーラトン、遠藤につないだ。
 F・マリノスの流れに見えたのだが、先制点を挙げたのは鹿島。カウンターからのロングパスを受けた中村にフィニッシュを許した。
 追いつきたいF・マリノスは17分に中川がミドルシュートを狙うと、20分、エリキが鋭いドリブルでペナルティーエリアに侵入。相手DFに倒されてPKを獲得した。このPKのキッカーはエリキ。一度はGKに止められたが、右足で同点ゴールを決めた。
 その後もF・マリノスがポゼッションしていたのだが、30分にサイドアタックから中村に勝ち越しゴールを奪われる。再び1点差を追いかけるF・マリノスは、36分・山谷のシュート、42分・エリキのサイドアタックで鹿島ゴールに迫るが得点には至らない。
 逆にアディショナルタイムで、スローインからの速い攻めから中村にこの日3点目のゴールを奪われ、2点のビハインドで前半を終了。

ハーフタイムコメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「守備の時に集中を切らさないように。
切り替えを速くしよう。
前線での動きをもっと出そう!」

後半レポート

 後半の立ち上がりもF・マリノスが相手陣内で試合を進める。5分・大津のシュート、6分・エリキのサイドからの仕掛けで攻勢に立つ。12分には両サイドから揺さぶり決定機を狙うが、シュートにはつながらない。
 早めに1点がほしいF・マリノスは17分に最初の選手交代を行い、エリキに代わって扇原がイン(大津が前線右へ)。さらに23分には渡辺・仲川を投入、二枚替えで局面の打開を狙う。しかし28分のCK、30分の仲川のドリブルも鹿島の守備ブロックにあいシュートに結びつかない。32分には、カウンターから伊藤に4点目となるゴールを決められ、苦しくなる。
 懸命に相手ゴールに向かって攻め続けるF・マリノスだが、鹿島の守備バランスがなかなか崩せないまま、時間は進む。
 アディショナルタイムは4分。だが47分のCKも実らず、タイムアップ。F・マリノスは昨年に続き、天皇杯はラウンド16での敗退となった。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「本当に難しいゲームになってしまいました。前半は良いサッカーができていましたし、自分たちの目指すサッカーを見せられた時間帯もあったのですが、後半に入って経験値の部分で差が出てしまいました。
チャンスがつくれていた中でこういう結果になってしまい、残念です」

質問:経験値という言葉は、リーグ戦での出場が少ない選手たちの経験という面が、結果に結びついてしまったということでしょうか?
「こういう試合から学ぶことも大事だと思います。やはり、経験とは試合をこなさない限り学べません。そういう意味で、今日の試合は良い教訓になったと思います。
ただ選手たちは一生懸命、最後まであきらめずにボールを追い続けてくれました。結果がついてこなかったのが残念ですけれども、選手たちはやるべきことをやろうという一生懸命さは見せてくれたと思います」

試合後コメント

FW17
エリキ

「個人的には試合を重ねている中で、ポジショニングだったりとか練習から徐々に慣れてきているなというのが、今日の試合でも認識できました。
ただチームとして、次にコマを進めることが残念ながらできませんでした。次にまた大事なJリーグの試合が週末にある。頭を下げてばかりではいられないので、前を向いてやっていきたいと思います。
(PKのシーンはプレッシャーを感じた?)自分も今までパルメイラスやボタフォゴなどでプレーしてきて、プレッシャーが掛かったなかでやってきていたので、そういう意味では準備はできてました。一発で決めることはできませんでしたが、幸いこぼれ球が自分のところに来て、決めることができて良かったです」

「(2点目の失点シーンは)自分の判断ミスでした。
前半は内容も入りも良かったと思うんですけど、失点してから流れも変わった。でもチャンスがあったので、そこで決め切れる力があれば4-1という結果にはならなかったのかなと思います」

「悔しいですけど、これで崩れるほど、自分たちが積み上げてきたものはやわじゃない。
これが自分たちの力というのを全員が受け止めて、この悔しさを忘れる必要はない。
まして、中2日でリーグ戦がある。自分は出られないんですけど、そんなのは関係なくて、勝つためには全員の力が必要。今日の悔しさをもって全員で前に進んで行きたいと思います」

フォトギャラリー