Yokohama F・Marinos

レポート

REPORT

2020 明治安田J1 第33節 vs名古屋グランパス

前半レポート

 大阪でのアウェイ連戦を終えてから中3日、約1か月ぶりとなる日産スタジアムでの試合。F・マリノスは前節からDF松原・伊藤・畠中以外の8人を入れ替えて臨む。GKには9月9日以来の先発となるパク、FWは水沼・エジガル ジュニオ・松田の3人。ゲームキャプテンは畠中が務める。名古屋グランパスとのアウェイゲームは9月9日、今日と同じ水曜日のナイトゲームで行われ、ジュニオール サントスが試合開始直後1分で先制ゴールを奪ったものの、1-2と逆転負けを喫している。
 名古屋のキックオフでスタートした試合は、F・マリノスがアグレッシブにプレスを掛けてボールを回収し、流れをつかむ。6分、松田がカットインして右足シュートを放ったのに続き、9分にはショートパスを受けた天野が素早く反転して左足シュート。さらに12分・渡辺の強烈なミドルシュート。21分・水沼のボール奪取から天野が抜け出してフリーとなって左足を振り抜いたが、ボールは左に外れた。
 飲水タイム後もF・マリノスのペースで試合は進む。33分には水沼のクロスをファーで受けた天野が右足で狙ったが、クロスバーの上に。38分には松田が松原のタテパスをもらってミドルを見舞った。そして41分、いいリズムでボールを回し松田がクロス。これをエジガル ジュニオが走り込んで右足でフィニッシュ。エジガル ジュニオの今季3点目のゴールでリードしたF・マリノスが名古屋のシュートを1本だけに抑えるなどゲームを支配し、前半を1-0で折り返す。

ハーフタイムコメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「強さを出してボールを失わずにテンポ良くどんどん動かしていこう。
相手のカウンターに気をつけよう」

後半レポート

 前半から引き続き、ペースを握ったのはF・マリノス。2分・ショートカウンターから松田、水沼、エジガル ジュニオと速いパスでつなぎ、エジガル ジュニオがヒールシュート。8分、最初の選手交代でオナイウを投入。9分のFKは、キッカーの天野が左足で直接狙ったが左外へ。
 その後も12分・天野の左足シュート、14分・松田の果敢なドリブルなどの攻撃で、名古屋を押し込む時間が続く。
 ところが24分、名古屋に左サイドを崩され、最後はマテウスに同点弾を許してしまった。その2分後、F・マリノスは2枚のカードを切り、前田とエリキを両翼へ送り出す。すると31分・32分、立て続けにエリキが鋭いクロスを右から入れる。そして35分、小池が左サイドでボールを運び、中へパスを送る。そこへ走り込んだのは渡辺。左足で合わせたボールはネットに吸い込まれた。渡辺の今季2得点目で勝ち越し2-1に。
 さらに名古屋ゴールを攻め立て、40分には松原が左足でミドルシュート。43分には左サイドでのテンポの良いパスまわしから、最後は天野が左足で狙う。アデショナルタイムは5分。47分には2枚代えの交代で、喜田と大津がイン。48分、50分に名古屋のシュートもあったが、パクが正面でキャッチしてタイムアップ。見事勝ち切ったF・マリノスが、3試合ぶりの白星で勝点を41とした。 

横浜F・マリノス 試合後監督コメント

横浜F・マリノス アンジェ ポステコグルー

横浜F・マリノス
アンジェ ポステコグルー

「本当に良いパフォーマンスができたと思います。笛が吹かれた瞬間から、しっかりゲームをコントロールできたと思いますし、たくさんのチャンスもつくれました。その中で素晴らしい2点のゴールシーンも生まれました。本当にチーム全体で良いパフォーマンスができたと思います」

質問:前節から8人メンバーを代えたのですが、F・マリノスらしい素晴らしいサッカーができたという点について
「前節のC大阪戦、見てもわかるとおり、疲れている選手が非常に多かったです。今日出場した選手たちは、本当に良い試合をしてくれました。良い形でゲームに入ってくれたと思います。
誰が出ても良いようにと、自分たちが準備をしてきた結果が、しっかりピッチ上に表わせました。ですが、また次にすぐ試合があります。今日、出場したメンバーもケガがないように祈っていますし、しっかり次の試合に向けて準備していきたいと思います」

質問:今日の素晴らしいパフォーマンスの一番の要因は?
「ボールを失わなかったところがすごく良かった点だと思います。プラス、チーム全体で連動できていたことにより、チャンスをたくさんつくったところです。名古屋も良いチームです。けれども自分たちは、名古屋のカウンターという強みのところも頭の中に入れていました。しっかり全体が集中してやってくれた結果だと思います」

質問:天野選手のゲームメークについて
「本当に良いゲームをしてくれたと思います。彼が良い選手だというのは皆さんもわかっているとおりだと思います。今シーズンはケガでなかなか出られなかった部分もありますが、本当に天野はウチのチームの中で素晴らしい選手の一人です。
ただ今日の彼は、ボックス内での質をもう少し上げられればもっと良かったと思います。そこが上がっていれば、4点、5点入っていたのではないかと思います。ボックスの外では、素晴らしいプレーをしっかり見せてくれていました。 次の課題としては、ボックス内での質をどれだけ上げられるか。そこで決め切れるかどうかだと思います。期待しています」

試合後コメント

「(アシストしたシーンについて)あそこで、いい形で純くんからボールをもらいました。グラウンダーで速いボールというのは、チーム全体で意識していることでした。GKとDFの間に良いボールを蹴られたことが一番良かったですし、自分の思った通りのゴールシーンになりました。
(チーム全体的としては)今日はシステム的に最初にやっていたF・マリノスのサッカーに戻っていて、皆のびのびできていたと思います。自分もサイドに張ってドリブルで数多く仕掛けていたので良いプレーができていたと思いますし、チーム全体としても良いプレーができました。
最近は左サイドでやることが少なくなっていて久々だったのですが、右サイドとやることは変わらないので、自分の特長であるドリブルだったり、タテに行くことを出そうと思っていました。それはできたと思います。
ここ何試合か、自分でも良いプレーができたという感覚はありませんでした。今日の試合、いつもよりは手ごたえを感じましたし、“今日は自分にとっても最後の試合かも”という気持ちで臨むようにしました。
そろそろ自分も得点という結果がほしいと思っていて、常にゴールは狙っていますし、これからも狙い続けていきたいと思います」

MF39
天野 純

「久しぶりの先発出場で、サッカーを楽しもうということでプレーしました。実際、今日は楽しかったです。自分たちが楽しくなかったらファン・サポーターの方も楽しくないと思う。最近は自分たちのサッカーがあまりできていなかったなかで、今日は従来のシステムに戻って、皆やりやすそうでした。何より、勝てて良かったです。
今日は太鼓の応援がありましたけど、すごく力になりました。声が出せないなかでも、一体感のあるスタジアムの雰囲気をつくってくれた。本当にパワーをもらいました。自分たちのサッカーを貫いて、今シーズン何か残していきたいので、引き続き、ともに戦っていけたらと思います」

「信じてゴール前に入って行けたのが良かったし、本当に良いパスをくれたので(シュートは)触るだけでした。なかなかチームが勝てていなかったので、なんとか勝ち越したいという気持ちで、今日はゴール前に入って行けたと思います。そんなに点を取るタイプではないですけど、自分がもっと点を取れるようになればチームは勝てると思うので、これからも意識していきたいです。
(F・マリノスらしいサッカーができた要因について)今日は勝てましたけれど、やっぱりミスは多かったと思います。それでもC大阪戦やG大阪戦よりはゴールに向かって全員がプレーできたと思います。
今日は本当にフレッシュな選手が多かったので、相手に走り負けないことと、球際などでチームで戦うことを意識しました。相手は中2日でこちらは中3日と1日多いので、最初から運動量で上回るというところを意識していました。そこでアグレッシブに攻撃的にできたと思います」

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