後半は、コントロールがちょっとできなくなってしまいました。相手も、追いつかなければならないという部分もある中で、プレッシャーをかけてきました。そういう点で非常に難しい展開になりました。
それでも2点目を取れるチャンスもありましたし、全体的にみれば、非常に良い勝利をおさめることができたと思います」
質問:先制点を決めた仲川選手についての評価を教えてください。
「ゴールもそうですが、マルコス ジュニオールと遠藤と3人のFWの連携によってゴールが生まれたのだと思います。
広島さんは堅い守りのチームだとわかっていましたので、ゴールをこじ開けるのは、なかなか難しいだろうと思っていました。もちろん1点だけではなく、2点目も、そして3点目も取りにいこうと思っていました。
自分は、1人の選手だけを取りあげて評価しようとは思っていません。仲川選手だけがプレーしているわけではなく、前の3人がしっかりとそれぞれの動きの中でスペースをつくり、そしてゴールまでたどり着いたのです。FW3人だけではなく、他の選手の働きも同じです。そういう部分でも、選手たちはいいプレーをしてくれました」
質問:前節の鹿島戦、今日の広島戦と良い守備が連勝をもたらした要因になっていると思います。ディフェンス面については、どのように評価していますか?
「チーム全体で、うまく守備もできています。
鹿島も、今日の広島も、非常に個が強い選手がいる中で、自分たちは一人ということではなく、チーム全体で守り切る、力を合わせてやるというディフェンスです。もちろんこのシーズンを通して、まだまだ成長できる部分はたくさんあると思います。
今日の前半は自分たちがほとんどボールを持った中で、守備のところは見えづらかったかもしれません。けれども、後半は自分たちがボールをコントロールできずに相手が攻め込んで来る場面が多かった中、しっかり選手たちが声を掛け合ってプレーしてくれたと思います」