この難しい天候の中、一人だけではなくチーム全体で最後まで走り切ってくれました。たくさんチャンスをつくり、多くのゴールも奪えました。
選手全員の頑張りは、本当に勝利に値するものだと思います。本当に良かったと思います」
質問:いくつものポジションをこなしているマルコス ジュニオール選手は幅広い能力を示していますが、前節、そして今日のようなトップ下でのプレーについての評価を教えてください。
「本来のポジションではないところで出場している試合も多々あると思います。それはエジガルや李のケガの影響もありました。そういう状況のときにマルコスが様々なポジションを務めて、彼がいろいろなポジションでもやれるという能力を十二分に示してくれたと思います。本当に日々成長を遂げている選手だと思います。
また今日は、エジガル選手も良くやってくれていました。外国籍選手はピッチ内外で慣れるまでに時間を要しますから特に1年目が大変です。それにも関わらず、彼らはチームメイトからも慕われるなど、チームの一員として1年目から非常に良い結果を残し続けてくれています。
ここで止まることなく、成長し続けてくれることを楽しみにしています」
質問:前節、そして今日と新しいフォーメーションで、非常に良く機能しています。そしてレギュラーを務めていた天野選手や三好選手を控えにしていますが、この決断は難しかったのではないでしょうか?
「いえ難しい決断ではありません。まず三好も天野も、水曜日のルヴァンカップに出場していました。そして自分としては、誰がベストのポジションでやれるかというのを常に見ています。
ですから、今日のメンバーやフォーメーションを固定するというわけでは全くありません。次の試合に向けてまた準備をし、誰が出るかというのはまだ決めていません。わかりません。
勝つために最高のパフォーマンスをしてくれる選手を選ぼうと思っていますから、決断が難しいとうことはありません」
質問:スプリント回数がJリーグでトップですが、それを意識したトレーニングなどは行っていますか?
「スプリント回数だけではなく、走行距離などいろいろな部分でも、自分たちは良い数字を出し続けていると思います。
そのために、私は日々の練習から、いろいろなことを指示しています。それがピッチ上で出ているから、数字などの結果に表れているのだと思います。
また、続けることが大事です。今シーズンもそうですが、パフォーマンスに波があります。この波をどれだけ緩やかにしていくかが重要だと思いますし、自分たちの目指すパフォーマンスというものを、意識しながらやっていくことが大事だと思っています」