3失点は自分たちから始まった展開でしたし、向こうに3つのチャンスがあっての3ゴールでした。それ以外は、何も与えていませんでした。
自分たちもたくさんチャンスをつくったのですが、それを生かし切れなかった結果だと思います。しかし、本当に良いサッカーができたと思います」
質問:2失点目の後、扇原選手のポジションを少し変更したと思うのですが、その狙いを教えてください。
「別に何も変えていません。ずっと90分通して、何も変えずにやりました」
質問:鳥栖戦では、自分たちのサッカーができなかったと振り返っていましたが、今日は最高のパフォーマンスとコメントされました。その要因について、教えてください。
「25回以上のチャンスをつくったという点が、まず全然違いますし、本当にアグレッシッブに前からプレスを掛けていました。鳥栖戦はセーフティーに引いた感じで、怖がってプレーしていたと感じました。今日に関しては、自分たちの良さが出て、何度も何度もチャンスをつくった。そういう内容の試合でした」
質問:CBを務めた扇原選手について、期待していた部分は?
「どういうふうに皆さんに見えたかはわからないのですが、自分としてCBに置いたつもりはまったくありません。状況に応じてCBの間に入ってポジションを取ったりしていました。攻め込まれることがほとんどなかったので、相手の陣内に入った時の彼のポジションはボランチだったと思います。しっかりやってくれました。
これも何度も言っていることですが、スタートがどうあれ、試合が始まれば選手は流動的に動きます。そういうところで、皆で動いてプレーしていくというのが自分たちのサッカーです。自分たちは、いつもそのようにやっています。」
質問:エキサイティングなゲームで観客の皆さんも楽しめたと思いますが、選手たちは、敗れてがっかりしているのではないかと思います。そういう選手たちに伝えたいことは?
「本当に良い内容のサッカーをして、最高のパフォーマンスを出してくれたと思います。もちろん相手も、良い選手たちがそろっている、個が素晴らしいそろっているチームです。その中でも、自分たちの選手たちが良いパフォーマンスをしてくれたと思います。
なかなかこういう内容はなかったので、久々に良い形で自分たちのサッカーがやれました。このタイトなスケジュールの中で、疲れている中で選手たちがこういうパフォーマンスをしてくれたのですから、自信を持ってほしいです。もちろんこのような内容で選手たちが頑張った中で、結果がついてこなかった。本当に勝たせてやりたかったという気持ちが強いです。それでも良いサッカーをし続けることが大事です。まだまだもっともっと内容的に伸ばせる部分もありますから、続けていくことが大事だと思っています」