後半はしっかりコントロールし、チャンスをうかがい、チャンスをつくった中で、それを生かして4得点を奪い勝利につなげてくれました」
質問:Jリーグで最も多い試合数を消化しているF・マリノスと、2番目に試合数の多いFC東京の対戦という状況の中、4-0というスコアで勝てた要因については?
「まず試合の消化数が多い2チームということですが、FC東京とウチはスケジュールが全く違います。相手は約一週間空いていました。自分たちは、再開してから一週間空いた日程など一度もありません。その点は間違えないでほしいと思います。
4-0の要因についてですが、この間の試合もそうですが先発を7人、8人など常に多く代えていかなければならない状況で、簡単ではない試合が続いています。その中で、今日も選手たちがしっかり自分たちのサッカーを、一生懸命にハードワークをして、ピッチ上で最後まであきらめずにやってくれました。その結果だと思います。
簡単な試合は、常にありません。このスケジュールも含め、こういう中で、しっかり自分たちのサッカーという部分を信じてやった結果が、今日のこのスコアにつながったと思います」
質問:この数試合、立ち位置が違っている中で、選手たちに、どういう成長を求めてきたのでしょうか?
「また次も中3日後の水曜日に試合があるというようなハードスケジュールが続く中では、成長という部分は難しいと思います。
しかし選手たちが、信じられないほど本当にハードワークしてくれています。メンタルを強く、常にあきらめない姿勢を持ってピッチに立ってくれていると思います。そういうところが毎試合毎試合、出ていることが大事だと自分も思っていますし、選手たちがよく表現してくれていると思っています」
質問:どちらに転がるかわからないような試合をものにする、そんな勝負強さが出てきたと思います。
「まずは、自分たちのサッカーをするということが大事だと思います。ボールをしっかりキープして、相手を走らせるという部分、自分たちがしっかりボールを握って、ボールを回すことによって相手を動かせられれば、相手も疲れてくると思います。
難しい試合が続いていますが、その中で“変える”という部分はできません。ですが、選手たちは柔軟性を持ちながら“誰が出てもしっかりとやる! 自分たちのサッカーをやるんだ!”という姿勢を出してくれています。
今日は、まず守備で強くいって相手には簡単にやらせなかったのが大きかったと思います。しっかり自分たちのサッカーを信じていこうと、選手たちが表現してくれたことが結果につながったと思います」