質問:同点に追いつかれての引き分けでしたが、ゲーム内容についてはどう評価されていますか?
「自分たちのサッカーはできていましたし、悪いグランド状況の中でも、選手たちは自分たちのサッカーを見せてくれました。もちろん、いつもと違うポジションでプレーしている選手がいながら、よく頑張ってくれたと思います。ただゴール前での落ち着きのところで少し慌ててしまった部分が見えました。それ以外の部分では自分たちのサッカーができたと思います」
質問:過密日程で試合が続いています。メンバー構成など難しい部分がありますが、その点に関してはどのように考えていますか?
「自分たちのチームだけでなく、他のチームもそれは同じです。どのチームもグループステージを突破することに重点を置いていたと思いますし、自分たちも突破することができました。グループステージの上海上港戦では、なかなか難しい試合になってしまいました。今年は本当にケガ人が多く出てしまったシーズンだったので、この大会ではそういうことなく臨みたいと思っていました。そういう中で、そこまで大きなケガもなく、皆が良い状態で良いパフォーマンスの試合が続いているなと思いますし、このまま続けることが大事だと思います。
次の決勝トーナメント1回戦では、やはり疲れがあるなかでも自分たちは前向きに捉えていますし、しっかりフレッシュな状態で次の試合に臨めるように、良い準備ができると思います」
質問:ラウンド16に向けて、戦い方のアプローチを変えることはありますか?
「アプローチの部分に関しては、いつも通り自分たちは変わりません。まずは信じてやっているサッカーをすることです。グループステージはこのサッカーをやろう、決勝トーナメントへ進んだら(サッカーを)変えていこうなど、いろいろ変えてしまうとブレてしまって、何を求めているかわからなくなります。やはり自分たちはボールを握り、そして試合の中で支配してやっていくことが大事なのです。それをやっていくことで、ダイナミックさを見せられると思います。
毎試合、自分たちにとっては重要な試合になります。その中でも、この大会ではいろいろな選手たちが良い経験ができると思いますし、質の高いチームと対戦できます。その中でF・マリノスのサッカーをしっかり出してやっていればと思います」