「これが初めてのことではないのですが、チャンスをつくりながらなかなかそれを決め切れず、ポストに嫌われたりとか、相手GKの素晴らしいセーブがありました。そして相手のセットプレーから2ゴールを失い、残念な結果に終わってしまいました」
質問:フィニッシュの精度が課題として残ったと思うのですが、来季に向けてどう改善していくか?
「先ほども言ったのですけれど、チャンスはたくさんつくっていたと思います。その中でポストに4回当たってしまったり、GKの素晴らしいセーブがありました。決定機の場面で、もうちょっと成長しなければいけない部分は集中力だったりだと思います。
サッカーの崩しの部分では、今日も相手よりもチャンスをつくっていました。最後は個のところだと思います。しっかり決め切れる選手が来年はいてくれると思います。この部分の質を高めなければいけないと思います」
質問:監督にとって、今シーズンはどんなシーズンでしたか?
「難しいシーズンではありました。自分たちだけではなく、世界中で難しいシーズンだったと思います。もちろん、いつもとは違う雰囲気の中でやらなければいけなかった部分もありました。サポーターがスタジアムにいなかったりだとか、5人の交代枠ができたりだとか、水分補給の時間が試合中にできたりだとか。来年はもう少しいつもどおりの形になればいいと思います。
それでも選手、スタッフがひとり一人一生懸命、こういう難しい中でもしっかりやってくれたと思います。皆が最後までやるべきことをやってくれたと思います。
来年はそういった部分でいつもどおりのような、前と変わらないような形で過ごしていけたら」