横浜F・マリノス eスポーツチーム所属のナスリ選手が、ドイツ・ベルリンで開催されたサッカーゲーム『EA SPORTS FIFAシリーズ』の世界大会「グローバルシリーズ プレーオフ」に出場しました。
試合結果および本人コメントは以下の通りです。
大会はグループステージと決勝トーナメントで構成され、グループステージはスイスドロー方式(※)にて64選手が争い、32選手が決勝トーナメントへ進出。1試合は2戦の合計スコアで争われ、同点の場合は延長戦、PK戦にて勝敗が決定される。
「グローバルシリーズ プレーオフ」には世界ランキング上位64選手が招待されており、大会後の世界ランキング上位16選手が8月開催の世界一を決める大会「FIFAeワールドカップ2019」への出場権を獲得する。
※スイスドロー方式…できる限り平等な対戦数かつ同程度の戦績同士を対戦させるためのeスポーツにおいて主流の予選方式。2試合目は1勝同士、1敗同士を対戦させ、3試合目は2勝同士、1勝1敗同士、2敗同士を対戦させる。今大会は先に4勝を挙げた32選手が決勝トーナメントに進出し、4敗を喫した選手から敗退となった。
グループステージは最終戦までもつれこんだものの、最終戦はスイス・バーゼル所属のストレンジャー選手から逆転勝利を挙げ、予選突破を果たしました。
翌日の決勝トーナメント、1回戦は自陣に深く引いて守る相手に終始リードを許す苦しい展開ながらも、後半終了間際に追いつきPK戦を制する劇的な勝利でベスト16へ進出。2回戦ではアヤックス所属のトーレ選手と互角に戦い、技ありのフリーキックで追いつき大いに会場を沸かせるも、あと1点が届かず敗戦となりました。
世界ランキングは24位に留まり、「FIFAeワールドカップ2019」への出場権獲得はなりませんでした。
「予選は最終戦までもつれこんで苦しい戦いになりましたが、劣勢でも集中を切らさず逆転勝利できたことはとても自信になりました。決勝トーナメントでも1回戦で再び逆転勝利できたまでは良かったのですが、目標としていたベスト4入りとeワールドカップ出場は果たせず、悔しいです。
今季全体でみると1シーズンを通して安定して世界大会に出場でき、充実したシーズンだったと満足しています。来季もっと成長して、より多くの世界大会に参加して勝てるようになりたいと思います。
夜中に日本から応援していただいた方、ありがとうございました。」