次期監督として、ケヴィン マスカット氏と基本合意いたしましたのでお知らせいたします。
マスカット氏は、2011年の現役引退後、2012年にメルボルン・ビクトリーのアシスタントコーチに就任。同年にメルボルン・ビクトリーの監督に就任したアンジェ ポステコグルー氏と共にチームを牽引し、2013年にポステコグルー氏の監督退任を受けて監督に就任しました。2014-2015シーズンでは、Aリーグのレギュラーシーズンとファイナルシリーズをともに制して完全優勝を成し遂げ、最優秀監督賞を受賞しました。メルボルン・ビクトリーの監督として、AFCアジアチャンピオンズリーグに4度の出場。2016年にはベスト16に進出しました。また、2014年大会ではグループステージで横浜F・マリノスと対戦しています。
なお、マスカット氏の入国日は調整中です。また、入国後、所定の待機措置を経てチームへ合流予定です。
1973年8月7日(47歳)
オーストラリア
AFC Pro License
1989年~2011年
2009年~2013年 | メルボルン・ビクトリーアシスタントコーチ ※2009年~2011年は選手兼務 |
---|---|
2013年~2019年 | メルボルン・ビクトリー監督 |
2020年 | シント=トロイデンVV監督 |
1989年~1990年 | サンシャイン・ジョージ・クロス(オーストラリア) |
---|---|
1991年~1992年 | ハイデベルク・ユナイテッド(オーストラリア) |
1992年~1996年 | サウス・メルボルン(オーストラリア) |
1996年~1997年 | クリスタル・パレス(イングランド) |
1997年~2002年 | ウォルバーハンプトン(イングランド) |
2002年~2003年 | レンジャーズ(スコットランド) |
2003年~2005年 | ミルウォール(イングランド) |
2005年~2011年 | メルボルン・ビクトリー(オーストラリア) |
日本で最も成功しているサッカークラブのひとつである横浜F・マリノスの監督に、就任することができとても光栄です。まずは、この機会を与えてくれたクラブに心より感謝すると同時に、アジアで最も競争力のあるJリーグで、新たな挑戦ができることをとても楽しみにしています。
自分たちの目標を達成するために、アンジェ ポステコグルー前監督が築き上げたものにさらに積み上げ、今シーズン力強く走り抜けられるよう力を尽くしたいと思います。
特別なことを成し遂げるためのハードワークを共にする選手、スタッフと会えることを心待ちにしています。
この度の監督選定にあたり最も重視したことは、横浜F・マリノスの魅力あるアタッキングフットボールを継続するだけでなく、さらに進化させられることができる指揮官ということでした。ケヴィン マスカット氏は、その条件を十分満たし、皆さまに夢と感動と笑顔をお届けできるチームを目指すことができると判断し、契約締結に至りました。
マスカット氏は、現役時代、ディフェンダーとしてスコットランド、イングランド、オーストラリアの3カ国で活躍をし、キャプテンとして幾多の試合を率い、数多くのタイトルを獲得しました。さらに、オーストラリア代表としては、70試合に出場、11得点の実績を残しています。現役引退後は、メルボルン・ビクトリーのアシスタントコーチにて指導歴をスタート。2012年には、当時監督を務めていたポステコグルー氏をコーチングスタッフとして支えました。
マスカット氏は、優れた指導力とリーダーシップにより、F・マリノスをより高いステージに導く最良の人選であると確信しています。また、暫定的に指揮を執っている松永英機監督については、引き続きトップチームに残り、マスカット氏を支え、魅力的なアタッキングフットボールの進化に貢献してもらいます。
ファン・サポーター、スポンサーの皆さま、関係各位には、引き続き応援いただけますよう宜しくお願い申し上げます。