誠に遺憾ながら、当社の元経理担当社員が、2012年から2018年にわたる7年間、収入印紙(額面総額約3,300万円)を着服、換金し、私的に流用していたことが判明し、弁護士を起用の上、調査した結果、本人が全てを認めたため、6月11日付で懲戒解雇、9月18日付で当該元社員、弊社間で公正証書を作成のうえ、当該元社員が全額弁済していくことを取り決めました。
このような事態を招いた事を深く反省するとともに、ファン、サポーターの皆さま、パートナーの皆さまをはじめ、関係する全ての皆さまにご心配、ご迷惑をおかけする結果となりましたことを、心よりお詫び申し上げます。
弊社は、本件の原因究明を図るとともに、業務フローの見直し、チェック機能の強化等、再発防止策を策定・実施致しました。また、管理監督責任を明確にするため、社長の黒澤の報酬の20%を3カ月間減額いたします。
また本日、Jリーグより本件に対する制裁として、譴責並びに制裁金300万円の通達を受けましたことをあわせて報告させて頂きます。
当社では、今回の不正行為の発生並びにJリーグからの制裁を厳粛に受け止め、コンプライアンス意識の徹底、内部統制の更なる強化に努めて参りますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
横浜マリノス株式会社
代表取締役社長 黒澤良二