Q:試合の総括をお願いします。
まず最初にアルアインの皆さまに優勝おめでとうと伝えたいです。
彼らは本当に勝ちに値する素晴らしいプレーをしていたと思います。本当はたくさん言いたいことがありますが、ここでは留めたいと思います。
Q:レッドカードは妥当な判定だと思いましたか?
あの場面がターニングポイントになったと思います。PKだったのか?そういうところはしっかりとスポーツマンシップに則りやってもらいたいなと思います。自分も選手たちも小さい頃からサッカーが大好きで続けてきました。感情的にもなるスポーツではありますが、実際にあの場面はPKではなかったと思います。観ている人からすれば、そこはしっかりと見えていたと思います。それで自分たちは色々な部分で変わってしまいました。レッドカードの場面に関しては、正直残念です。自分たちはここまで来るのに本当に厳しい道のりでしたが、選手たちは本当によくやってくれたと思います。
Q:試合の序盤は難しい入りでしたが、2ボランチにしてからF・マリノスの流れになったと思います。どのようにご覧になっていましたか?
正直、スタートはあのような形で難しさが見えたかもしれません。逆に言わせてもらえば、最初の3分でどれたけ酷いファウルがあったか。そういう部分でレフェリーが見てくれていないと感じました。自分たちが、レベルの高いサッカーをしに来ているのにもかかわらず、そうしたことで色々な点を変えざるを得なくなってしまいました。本当に残念です。何を言っても仕方がないですし、結果は変わりません。先程も言いましたが、アルアインは本当に素晴らしいパフォーマンスをして優勝したと思っています。とにかくここまでやってきたにもかかわらず、この結果に対して、本当に悔しいです。
Q:なかなか点が決まらず、ロペス選手もゴールに直結するプレーが無かったことについては?
見ていて分かると思いますが、やはり10人になると本当に難しい状況になります。選手のことをどうこうというのはお門違いかなと思います。やはり自分たちはここまでやってきたという自負があります。しっかりとやれている部分は本当に多かったと思います。人間なので誰でもミスは起こると思います。少しのことがターニングポイントになる中で、悔しさは本当に残ります。アルアインは本当に素晴らしいサッカーをしたと思います。本当に優勝に値するプレーをしたと思いますが、とにかく本当に残念な気持ちでいっぱいです。選手たちが本当によくやっていた中で、勝たせてあげられなかったことは本当に悔やまれます。
Q:選手たちに声を掛けるとしたら何を伝えたいか、また今後に向けては?
簡単です。選手たちにはこの悔しさを糧にして、それを力に変えていく。そこだと思っています。本当に選手たちもそうですし、自分も含めて悔しいです。ですが、悔しいとばかり言っていても仕方がないです。この悔しさをバネに 1つひとつシーズンの残りの試合を戦っていく。しっかりと学び、自分たちは進んでいきたいなと思っています。
Q:決勝まで進んで来たことについて
もちろんここまで来たのは、自分たちが本当によくやった結果だと思っています。それでも決勝であと1試合勝たなければ何も残らないことも分かっています。選手たちは全てを出し切ってくれたと思います。それ以上に遠くここまで自分たちのファン・サポーターも駆けつけてくれました。結果がどうであれ、彼らは最後の最後まで歌い続けて後押しをしてくれたと思います。自分たちにとってかけがえのない方々です。本当に素晴らしい応援をここまでやってくれたことに対して、本当にうれしく思います。その時に何かを返せなかったことは悔やまれます。クラブとして二度とこういうことが起こらないようにしなければいけないと思います。しっかりとまた今以上に強く、このクラブを見せていきたいなと思います。