2021 横浜F・マリノス新体制発表会をインターネット中継にて実施いたしました。
「日頃より熱いご支援をいただき感謝申し上げます。そして本日は2021横浜F・マリノス新体制発表会に、多数ご参加いただき誠にありがとうございます。2020年の振り返り、2021年の取り組みについて、ご説明をさせていただきます。
まず最初に、感謝の言葉を述べさせていただきます。2020年は新型コロナウイルスとの闘いの年でした。そういった中、まずは医療従事者の皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいです。
次に、試合運営スタッフの皆様。制限の設けられた試合の中で感染者を一人も出さずにシーズンを終えてくれました。そして素晴らしいファン・サポーターの皆様。熱いご支援とご協力ありがとうございました。また、日頃クラブを支えていただいているパートナー、スポンサーの皆様、ホームタウン、行政の皆様にも心から感謝しております。
昨年コロナが蔓延し始めた4月、5月に我が横浜F・マリノスは、みんなで一緒になってこの難局を乗り越えようと『STAY STRONG TOGETHER』というプロジェクトを立ち上げました。選手も非常に素晴らしい協力をしてくれましたし、医療従事者の皆様、ファン・サポーターの皆様、ホームタウンの皆様が一致団結をしてくださいました。この場をお借りして改めて感謝を申し上げます。ありがとうございました。
さて、2020シーズンは過密日程の中、選手は本当にベストを尽くしてくれましたが、残念ながら結果はJリーグで9位、ルヴァンカップ3位という結果に終わりました。しかしながら6年ぶりの出場となったACLでは、クラブ史上初のグループステージ突破を果たすことができました。本当に素晴らしい快挙で、選手、監督、スタッフの皆さんを誇りに思います。
入場者数については11月の鹿島アントラーズとの試合で20,515人のお客様にご来場いただきました。これはコロナ禍の入場制限の中、Jクラブの中でNo.1の記録になります。ご協力、ご支援に感謝を申し上げます。
2020シーズンのユニフォームについては、スタジアムにお越しいただくのが難しい状況下でありながら過去最高の22,530枚をご購入いただきました。クラブとしても驚くとともに、皆様の愛情を強く感じた次第です。2012年から3倍も購入をいだいていることになっております。素晴らしい記録です。2021年度のユニフォームにもぜひご期待ください。
そして次に、2021年シーズンに向けての取り組みをご説明させていただきます。チームスローガンは引き継ぎ『Brave & Challenging~勇猛果敢~』とし、皆様と一緒に戦ってまいります。それから会社としての大きな事業ですが、昨年11月に設立いたしました一般社団法人F・マリノススポーツクラブが今年の2月から本格稼働いたします。スポーツによるサステナブルな地域社会の実現をめざし、アカデミー、スクールを運営していきます。世界で活躍できる選手の育成を加速していこうと考えていますので、ご支援よろしくお願い申し上げます。
トップチームは引き続きアンジェ ポステコグルー監督に指揮を執ってもらいます。そして我がクラブは引き続き、魅力あるアタッキング・フットボールでタイトル獲得を目指していきます。スポーツが持つ素晴らしさ、サッカーの持つ素晴らしさ、これを通じて皆様に笑顔と感動と希望と夢、そして力をお届けしたいと考えております。皆様と共に、この難局を乗り越え、F・マリノスのサポーターで本当に良かったと思っていただけるようなクラブを目指していきます。皆様と一緒に、この一年間戦っていきたいと思います。どうもありがとうございました」
「今シーズンが幕を開けます。まずは新年、明けましておめでとうございます。
本当に皆さんもご存じの通り、去年は自分たちにとっても、皆さんにとっても本当に大変なシーズンだと思いました。今シーズンもチャレンジングなシーズンになっていくと思います。楽しみにしております。本当に今からワクワクが止まりません。新しいユニフォームも見ましたし、そして新加入選手、また新スタッフの皆さんも迎えることができました。
まずは自分たちが、一つ変わらないことがあります。F・マリノスのやり方です。去年は悔しい思いを一杯しましたし、なかなか結果が出ないこともありました。しかし、我々がやろうとしているこのサッカーを、引き続き今年もやっていきます。そして、より強いF・マリノスをしっかり見せていけたらなと思っています。今シーズンもファンの皆さんと共にスタジアムでまたお会いできるのを、楽しみにしております。そして、最高でワクワクできる素晴らしいシーズンにしたいと思っております。ありがとうございます」