笛系音が発せられた事による試合妨害行為により、当クラブ関係者が疑いを受けている事象について最終調査報告をいたします。
9月18日に開催された明治安田生命J1リーグ第29節名古屋グランパス戦にて、試合中に笛のような音が鳴り、両チーム選手の動きが滞る事象が発生しました。本件は、試合後にSNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にて、笛のような音の発生源としてマスカット監督に目が向けられました。
本件に関しては事象発生直後に下記を実施しました。
- マスカット監督に、2度の確認を実施し「該当する行為を行っていない」の回答を得た
- 可能な限り映像、音を取り寄せて、確認、解析を実施
- ベンチ周辺のチーム内スタッフに聞き取りの実施
いずれも事象の確認には至らず、9月23日に公式サイトにて「笛系音による、試合妨害行為について」として、皆さまに経緯報告をいたしました。
本件はクラブとして重要な事象と受け止め、引き続き12月4日の最終節まで、以下の対応を自主的に実施してまいりました。
- 関係各所の協力を仰ぎ、本件の当該試合以外を含む事象検証
- 合計18人に対する聞き取り
- 第30節以降、最終節までの9試合にて、横浜F・マリノスベンチの録画、録音および監視
しかしながら、いずれも事象の確認には至らなかったことをご報告申し上げます。
なお、12月5日にJリーグに上記を報告したことをお伝えいたします。
横浜F・マリノスは、反スポーツマンシップにつながる行為は許しません。
私たちは、引き続きこの思いを持ち活動していきます。
横浜マリノス株式会社
代表取締役社長
黒澤良二