このたび、横浜F・マリノスは公益財団法人日本財団が推進しているアスリートと共に社会課題解決の輪を広げていくことを⽬的とした「HEROs~Sportsmanship for the future~」の取組みの1つである、スポーツ界を横断して使い捨てプラスチックごみ削減に取り組むプロジェクト「HEROs PLEDGE」のパートナー団体に参画することになりましたのでお知らせいたします。
横浜F・マリノスは、Jリーグが実施する「環境配慮型の行動変容を促進する気候アクショントライアル」にもいち早く参画し、独自でも人工芝のゴミから新たなスポーツ用品を生成する「SHIBA-Up」事業を推進し、またアカデミー(育成組織)の選手たちに環境問題を学ぶプログラムを実施する等、環境問題への取組みを行っています。これらの取組みを継続実施しながら、ピッチ外でも世界基準を目指して更なる活動を進めていくため、このたびHEROs
PLEDGEに参画することとなりました。
HEROs
PLEDGEは、ピッチ外でも世界基準を目指す横浜F・マリノスに対して、グローバルの動向や環境問題に対する専門的な知見、助成による資金援助なども含む様々な形でご支援し、ロールモデルとなるような取組みの実現をともに目指して参りたいと思います。また競技を超えた多くのスポーツ団体やアスリート、関係者が参画するHEROs
PLEDGEのネットワークを活用し、相乗効果となるような取組みにも尽力して参ります。
2024年3月28日に始動したHEROs PLEDGEは、既に34名のアスリート、13組のスポーツ関連団体が参画しており、横浜F・マリノスは14番目のパートナー団体となります。
「このたび、日本財団様の進められておりますプロジェクト『HEROs PLEDGE』活動に共感し、ご縁あってご一緒させていただくこととなりました。『気候変動』によりJリーグゲームの開催等に影響がでないよう、クラブ全体として本取組みを通じた活動を推進してまいります。我々クラブと共に一人でも多くの方が『気候変動』に興味を持ち、日頃の生活も含めて一緒に『使い捨てプラスチックごみ削減』に向けて取り組んでいただけると幸いです」
「HEROs PLEDGE」は、海洋汚染や異常気象など、地球規模で広がっている環境問題の原因のひとつである使い捨てプラスチックごみをスポーツの興行において削減していくために、プロジェクトの参加者を募り、みんなでアクションしながら削減に取り組むスポーツ界横断のプロジェクトです。2027年度末に主要スポーツの興行において使い捨てプラスチックごみの半減を当面の目標とし、アスリートが起点となり、パートナーアスリートとともに使い捨てプラごみ削減の先進事例づくりに取り組む他、HEROs PLEDGE特設サイト上で提供されるプレッジ(宣言)機能を活用したファンなどの一般生活者への発信、さらにはパートナーのスポーツ関連団体と連携した使い捨てプラごみ問題啓発のためのファン参加型の取組みなどを実施していきます。本プロジェクトを通して、アスリートやチームから正しい知識とアクションを発信し、海洋ごみ問題や気候変動などの社会課題の解決に繋げ、様々な方がスポーツを安心して実施できるような環境づくりを行っていくとともに、ファン一人ひとりが環境問題に対してアクションを起こすきっかけを作ってまいります。
アスリート(※五十音順 敬称略):
荒井 daze善正(スノーボード)/安藤美姫(フィギアスケート)/一ノ瀬メイ(パラ競泳)/
伊藤みき(フリースタイルスキー・モーグル)/井上康生(柔道)/井本直歩子(競泳)/
岩崎恭子(競泳)/岩下達郎(3×3)/岡田麻央(3×3)/加藤友里恵(トライアスロン)/
近賀ゆかり(サッカー)/櫛橋茉由(フェンシング)/久保大樹(パラ競泳)/
栗原文音(バドミントン)五郎丸歩(ラグビー)/杉本一樹(空手)/杉山文野(フェンシング)/
杉山美紗(アーティスティックスイミング)/高梨沙羅(スキージャンプ)/武知実波(サーフィン)/谷川真理(陸上)/
田渡凌(バスケットボール)/都筑有夢路(サーフィン)/戸邉直人(陸上)/
鳥谷敬(野球)/中川真依(飛び込み)/長嶋万記(ボートレース)/
根木慎志(車いすバスケットボール)/野中生萌(クライミング)/堀由美恵(ボディボード)/
真壁伸弥(ラグビー)/益子直美(バレーボール)/山田明季(ホッケー)/
渡部暁斗(スキーノルディック複合)
団体(※参画順):
B.LEAGUE(バスケットボール)/Jリーグ(サッカー)/ヴァンフォーレ甲府(サッカー)/
千葉ジェッツ(バスケットボール)/川崎フロンターレ(サッカー)/鹿島アントラーズ(サッカー)/
日本バドミントン協会(バドミントン)/FC東京(サッカー)/FC今治(サッカー)/
日本セーリング連盟(セーリング)/福島ファイヤーボンズ(バスケットボール)/静岡ブルーレヴズ(ラグビー)/大阪エヴェッサ(バスケットボール)/横浜F・マリノス(サッカー)
“HEROs Sportsmanship for the future”は、社会課題解決の輪を広げるためのプラットフォームです。アスリート達の社会貢献活動を推進することで、スポーツでつながる多くの人の関心や行動を生み出す。共感と行動の輪を広げ、社会課題解決に取組む人を増やし、社会貢献活動を行うことが世の中の当たり前になっていくことを目指すプロジェクトです。
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。