2025明治安田J1リーグ 第12節 清水エスパルス戦 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント スティーブホーランド
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Q:試合の総括をお願いします。

前半は素晴らしかったと思います。ずっと練習でやってきたことをしっかり選手たちが1人1人ピッチ上で表現してくれていて、ゴールもそうですし、チャンスメイクもそうですし、しっかりコントロールできた部分も多かったです。

後半に入り、相手のやり方に少し変更があり、ビルドアップのところでなかなか前に行くことが、前半よりも少なくなってしまいました。そういう状況でも落ち着きながら前方向に行き、そのあとに植中がゴールを決めました。遠野と植中が素晴らしいプレーをしていたと思います。そして相手の1点目、フリーキックの場面はまだしっかりと振り返ってはいませんが、見た感じ本当にすごいシュートだったなと思います。その失点で少し受け身になってしまったような感じでした。

同点弾については相手がどうこうというところではなかったです。やはり川崎戦もそうですし、最後の最後で3点目を入れられ、3対3で終わった悔しい試合だったり、前節の福岡戦もそうでしたが逆転されました。自分たちがリードした中でこのような結果になってしまっている。

相手が点を入れたところで、我々はメンタルをしっかり保たないといけないです。特に失点をされた直後です。そういうところが大事だと思います。

Q:選手交代について。

選手交代のところは心配されていると思いますが、コンディションの部分であったりとか、どのようにしたら底上げになるかとか、あとは色々なオプションを考えながらやると思いますが、我々のFW2人に関しては、今日はすごく良いプレーをしていました。そこの2人を引っ込めて、誰を入れるのか。自分たちのベンチに座っている選手たちを見た時に、そこを誰ができるのか。そのように考えなければいけませんし、良くやっている選手をただ下げれば良いのかという話でもあるので、単に変えれば良いだけではありません。やはりゲームの流れだったり、選手たちがプレーしている状態も見ながらやらなければいけないと思っています。

Q:手の打ち方の考えと、複数失点という状況の要因については?

まずは1つ目の質問の答えですが、ハーフタイムになった時に、本当に前半は素晴らしかったのでこれを続けていこうと、そして自分たちが後ろ向きにならずに、前からどんどんプレスをかけていって2点目、3点目を取りにいこうじゃないかと話しました。

もちろん、負けている方のチームは、何かしらのリアクションを必ず起こしてきます。きちんと90分通してコントロールができるか、そこではないかと思います。

特に1失点目と3失点目のところはロングレンジから撃たれているので、そこをどう防げるかというところを、もう一度見なければいけないと思います。自分たちがようやく得点をできたと思えば、失点が多くなっているところもあります。センターバックとか守備の選手たちがどうこうということは私はないです。本当に素晴らしくやってくれていると思っています。

ジェイソンがずっとプレーしてくれていました。本当に素晴らしいプレーをしてくれていたのですが、彼がいなくなり、今のような状態になっていると思っています。他の選手を責めているわけではありませんが、本当にジェイソンがいないというのが今は大きな痛手だなと思っています。

Q:次の試合に向けての抱負をお願いします。

本当にこのチームは素晴らしい選手たちが集まっていると思っています。特に川崎戦と今日の前半のプレーができれば、本当に良いチームと言える選手が揃っています。自分は背を向けることなく、全体的な部分を見れば良くないと思っています。欲を言えば川崎戦が30秒早く終わっていれば勝利、そして今日の試合、前半で試合が終わっていれば勝利で、勝点プラス6という形で上位の方にいたと思いますが、現実はそうはさせてくれませんでした。