
Q:試合の総括をお願いします。
ボールを握る時間帯というのはたくさんあったかなと思います。
2失点した後のリアクションも、選手たちはそこからじれることなくやってくれたなと思います。ですが、セットプレーや2次攻撃のところ、そこで防ぎ切ることができませんでした。全体的に見た中でも選手たちはやろうという意識を表現してくれたと思っています。
Q:前線からプレスをかけ続けてという姿勢をどのように見ていたのか。後方からのビルドアップについてどのように評価しているか?
監督が解任となり24時間でこの試合に向かっていました。その中で多くのことを修正というのは時間的にもちょっと難しかったです。ですが、前からのプレスに関しては、見ての通り良い部分もありましたが、ビルドアップではなかなか前方向に行くようなことはなかったです。ボールを動かすスピードがゆっくりになってしまえば、相手もセットしてくるのでそこかなと思いますし、もっともっとやれるのではないかなと思っています。
Q:試合前、試合後、それぞれ選手たちにどういう声かけをしたか?
前からの強度を上げていこうと選手たちには言ってきました。監督が解任となった後、1回しか練習ができていないのですが、そういうところでもっと強度を上げていこうと、前からプレスに行く際や、ボールを握った時に怖がらずにプレーをもっとしようよと話しました。なので、前からのプレスについては、しっかりとやっていこうと、選手たちに話しました。
試合後に関しては、後半は誇りに思うようなプレーがみんなできたのではないかと自分は伝えました。やはり、この何週間かは自分たちが受け身になるような感じだったり、そういう点が見られた中で、選手たちがボールを握り、怖がらずに前の方向に持っていった、そういうところはしっかりと見えた後半ではあったし、その点は誇りをもっていいと伝えました。
Q:宮市選手の怪我の影響は?またACLエリートにこの試合をどう繋げていくか?
まず宮市の件ですが、見た感じ脳震盪という形で話は受けています。ですが、詳しい彼の症状はまだメディカルとは話せていないので、もちろん大丈夫だとは聞いているのですが、ACLエリートは、まだまだわからない部分ではありますし、今ここでどうこう言える事でもないです。まだ何も詳細は聞いていないですから、もちろんキックオフ直後にあのような出来事が起きると、なかなか予測が不可能でもあります。
自分のキャリアでなかなかこういうことはなかったのですが、下を向いている暇はないと思っています。自分の中ではACLエリートは初めてではないですし、経験もあります。でも、明日から移動で3日間くらいで準備をしなければいけません。簡単な大会ではないですが、我々は前を向いて次の試合に向けて準備することだと思っていますし、しっかりとやっていきたいなと思っています。