試合を振り返って

本当に最高の試合をすることができました。ゴール数や勝利もそうですが、とにかく選手達の姿勢やピッチ上での表現も本当に素晴らしいものを見せてくれたと思います。特に今日も多くのファン・サポーターの方々もスタジアムに足を運んでいただいて、皆様にこのようなサッカーを見せることができて嬉しく思います。

Ｑ. 前田大然選手をトップに使うというのは、どういったアイディアだったのでしょうか。

自分はいつもベストのコンビネーションを求めています。その中で今回前田選手をそこに置いたっていうのは、中央での素早い突破であったりとかもそうなのですが、他の選手のサポートという部分でも彼は素晴らしいものを見せてくれました。その中で先程も言いましたがメンタル的にもそしてゲームに対しての姿勢という部分がですね、本当に彼だけではなくチーム全体でそれを表現してくれました。そういう部分で本当にいい試合ができたと思います。

Q. 精神面、メンタルのところも言及されていましたが、中2日で本当に難しい試合だったと思います。選手達が示していた自信とプライドみたいなものは今シーズンの中のベストだったのではないかと思いますが、これだけ良いリアクション、リフレクションがあったのはどこが要因だったと思いますか。

この何週間か、90分通してF・マリノスのサッカーを続けることがなかなか難しいことが続きました。例えば、今日の試合のシュート数と今までの試合のシュート数、何試合かで変わらなかった部分があります。サッカーというのは面白いものですね。良いサッカーをしていても結果がついてこなかったこともあります。その中でも今日は全員がメンタリティを持ち、しっかり表現してくれたと思いますし、今日の試合に関してはリアクションの部分もそうですけど選手達がボールの動かし方、人の動き方、パス交換の素早さ、テンポ。そいう部分でも沢山のチャンスも作り、自分達の表現したかったサッカーを見せることができ、結果もついてきた試合になったと思います。選手達は本当に良いサッカーをしてくれたと思いますし、それ以上に今日見に来てくださったファン・サポーターの皆さんのために素晴らしいサッカー、本当にエンターテインメントな最高のワクワクするサッカーができたんではないかと、見せることができたのではないかと思います。本当にうれしく思います。

Ｑ. 前田選手素晴らしい活躍でした。センターフォーワードの可能性っていう部分をどのように感じているのかということと、彼のベストポジションっていうのはどこだと考えられていますか。

難しい質問ですね。彼を選ぶにあたって、前でマルチなプレーができる選手だと思います。その中でワントップでもできますし、右に置いたり、左に置いたりっていうこともできますし、柔軟性を持てる本当に素晴らしい選手の1人であると思います。最後に言いたいのは、今日の彼の素晴らしいパフォーマンスをヨーロッパの方で放送されないことを祈っています(笑)