Q. 試合を振り返って

率直な気持ちを言えば、残念な気持ちでいっぱいです。相手のセットプレーから1点を入れられてしまい、相手は引いて守ってきました。その中で自分たちがボールを支配しながらもチャンスを作れず、難しい状況になってしまいました。ようやく最後の方で（Ｆ・マリノスらしさを）出せたのですが時すでに遅しで、最初からやらないといけないことを最後だけにやってしまったことで、自分たちを難しい状況にしてしまいました。

Q. 調子に波があることがF・マリノスの課題であると思われますが、来季に向けてどのように修正していきますか

来年は来年で誰も知るよしもありません。前節に比べて波があるような感じに見えたと思いますが、正直なところスタートは良かった中で自分たちを信じることができなくなってしまったことで崩れ始めました。たくさんのチャンスは作れたと思います。自分たちがボールを持つところや良い場面もあった中で、最後の最後に失点してしまうと難しい状況になってしまいますし、自分たちを苦しめることになります。相手に自信を持たせてしまったり、相手が勢いづく形になってしまうと苦しくなります。今日の試合に関しては本当に残念です。

Q. 浦和はかなりF・マリノスを研究してきたように見えました。ハーフタイムにはどのような修正をしたのですか

失点の局面を見ると防ぐことが難しくコントロールが難しい失点でした。しかし、先ほども言ったように、1点を取られれば相手が引いて守ってくるような状況がありました。ハーフタイムに自分が伝えたのは、相手がより引いて守ってくるぞと、そして（相手は）一発のカウンター狙いだというところを話しました。そして後半始まって3、4分後に失点してしまいました。相手よりチャンスを作り、ボールを支配できたと思います。しかしこのような結果になってしまっては何も言えません。やはり相手に自信を持たせてしまうことであのような結果になってしまったと思います。