Q. 試合を振り返って
難しい試合でした。向こうもプレッシャーを多くかけてきましたし、どちらもボールを握る時間があった中でも神戸の方が握っていたのかなという印象を受けます。選手も最後の最後まで粘り続けて、素晴らしい結果で終えることができました。そしてアジアチャンピオンズリーグの本戦の出場権を決めたこともそうですし、順位のところもそうなんですが、本当にサポーターのみなさんに来年の希望をちょっとしたプレゼントができたのではないかなと思います。しっかりいい形で終えたっていうのは、今日の試合でもそうです、もう一試合に向けて取り組んでいきたいなと思います。
Q. 守備面でプレスをして相手のパスミスを誘ったり、攻撃を徹底させる場面が多いように見えたが、守備の評価は?
試合が流れていくうちに徐々によくなっていた部分は多く見られたと思います。神戸に対して自分たちのプレスをほんの少し修正しながらやろうっていう風に言っていました。その中でも神戸の選手ひとりひとりの質は高いですし、なかなか簡単にはそうさせてくれないなというのはありました。しっかり自分たちがやろうとしている数的優位をつくり、そしてうまい形でボールを奪う、そういう部分も試合が流れていくうちに徐々に徐々にあがっていったのかなという印象を受けます。その中でも中盤に入っていた喜田選手、渡辺選手が本当にあれだけの選手たちを相手によくやってくれたと思いますし、本当にボールから逃げずに要求してなんとか突破していく進入していく、そういう部分が見えたと思います。本当に全員が力を合わせてやった試合かなと思います。
Q.またこの白星で今季の2位というのが確定しましたが結果についてどのように捉えていますか。
自分は途中から来たのでなかなか難しい部分がありましたし、もちろん1月からこのチームがこの2021年のシーズンを戦うにあたって優勝ということだけを目指していました。それは変わらなかったと思いますし、この2位で終わったという部分ではもちろん2位を目標にやっていたわけではないです。自分たちはタイトルを目指してやっていたわけですから、その中でそうは言ってもこの順位で決め、先ほども言いましたがアジアチャンピオンズリーグ突破を決め、そしてファン・サポーターの皆様にJリーグだけでなくアジアチャンピオンズリーグでも自分たちのサッカーを見せていける、そういところで楽しみワクワク感をもっともっと伝えていくことができるのではないかと思います。本当に選手たちそしてこのクラブのことを自分は誇りに思いますし、来シーズンはリーグ優勝を目指し、ACLもあるのでしっかり準備して戦っていきたいなと思います。