Q:試合を振り返って
序盤の5~6分のところで良いスタートを切ってビックチャンスを作れましたが、自分達から与えてしまったような失点があり、また1人少なくなって苦しい状況になってしまいました。しかし1人少ないからといってファイトする姿勢が変わることなく、最後の最後まで自分たちで何をしなければいけないのかを考え、貫き通した試合だったと思います。そして、選手たちが強い気持ちを最後まで見せてくれましたし、ファン・サポーターの皆さんも色々な気持ちがありながらも後押しをしてくれて、F・マリノスのサッカーを貫くという想いでサッカーが出来たと思います。
Q:自分達のミスで失点してしまいました。ミスが起きた要因等をどう分析されますか?
個人で見れば、あの時あの選手がミスをしたからこうなってしまったというように解釈することは簡単です。しかし、数分前に自分に訪れた大きなチャンスを決めきることはまず重要でした。1人少なくなってプランを変えざるを得なかったことがこの試合の分岐点だったと思います。しかし、先程も述べたように1人少なくなっても姿勢を変えることなく、選手がやり続けてくれたことが重要ですし、これを続けていくことは大事だと思います。
Q:チャレンジングなゲーム展開のなかで、村上悠緋選手をデビューさせました。監督の意図、評価を教えてください。
ゲーム前から自分のなかで今日は起用しようとプランを立てていました。1人少ない状況にはなりましたが、彼にとって意味のあるデビューになったのではないかと思います。ハードワークをしてくれましたし、やろうとするサッカーを体現しようとしていました。
Q:今日の敗退で残されたタイトルがリーグ戦とACLになりました。それについてはどのように解釈されていますか?
もちろんルヴァンカップ準々決勝敗退ということは残念です。準決勝に進まなければ行けませんでした。しかし終わってしまったことを引きずっている暇はないですし、シーズンの最後に何を得ているかだと思うので、次の土曜日に向けて準備していくことだけを考えたいと思います。次の試合に向けてまた明日からチーム全体で準備をして強いF・マリノスを見せられるようにしていきます。
Q:ルヴァンカップの2試合はほぼ同じメンバーを起用しました。これは川崎戦を戦った選手の疲労があったということでしょうか?何かプランがあったということでしょうか?
私達はメディカルのトレーナーと連携してデータをもとに選手のコンディションをチェックしています。そこで自分達が思うのは今月の試合数を考えると連続で出場するのは厳しいということです。私達は全員を信じてメンバーを組んでいます。そのなかで退場者を出してしまって結果的に苦しい状況になってしまいました。ただ、やることは変わりません。土曜日に向かって最善の準備をして、良いゲームが出来るようにしていきたいです。