Q：試合を振り返って

予想していた通りの試合内容になったのではないかと思います。もちろん相手チームのホームですしたくさんのプレッシャーをかけてくることも予想していました。相手はポイントを取ろうという勢いで来ると選手たちも言っていましたし、その通りのアグレッシブの部分を特にボックス内でも何度もボールを放り込まれ侵入もしてきましたから守備の部分でも自分たちの強みを活かすことができたと思います。このピッチコンディションの中で本当に選手たちが素晴らしいプレーをしてくれましたし、相手のゴール前であったりクロスの局面でもう少し落ち着いて質を高めてもらいたいというのはありますが、本当に魂のこもったプレーとこの状況で選手たちが努力した結果がしっかりついてきたので良かったです。

Q：少し三点目を取りに行く、ゴールに向かいに行く勢いなど試合のテンポが落ちてしまってように思いました。コンディション的なこともあって落ちてしまったのか、意図的に考えて気にしたのか、そのあたりどのように考えてられたのか教えてください。

２つのことがあると思います。特に前半は２対２や３対２の局面を作り出したのは自分たちですし、そこで最後の質のところが欠けてしまっていたのが多く見られたというのはありますが、もちろんそこはピッチの状況を皆さん見ていただけたら分かるように難しかったです。相手も決して弱いチームではないです。強くアグレッシブなチームですし、やはり最後は自分たちの最後の質という部分が欠けていた試合になってしまったというのはありますし、そういう部分で自分はこの２つのことが見えたと思います。

Q：ここ3戦、岩田選手とエドゥアルド選手の二人をセンターバックで起用されていますが、センターバックの二人をどういう風にご覧になっていましたか。

この過密スケジュールの中、エドゥも岩田もピッチ状況を見ても本当に強いパフォーマンスを続けてくれたと自分は見ていて分かります。彼らが中央で強さを見せることによって自分たちのサイドバックに自信が生まれたと思います。そして素晴らしいパフォーマンスを今日まで続けてくれています。もちろんセンターバックでの質問ではありますが、自分たちはチームとして全員が本当に素晴らしいパフォーマンスを交代のメンバーも含めてこのタフな状況の中で良くやってくれています。闘う強さ、スピリットが全体的に見える試合をやってくれました。