Q:試合の総括をお願いします。
今日はこの機会を本当に無駄にせずに、しっかりと自分たちのサッカーをどうやったら向上できるか、そういう機会にしたいと言ってきました。その中で日本のチーム以外とやるというのはなかなかないですし、本当に繰り返しになりますけど、この機会を本当に自分たちはチャンスだと、しっかりやっていこうという風に話しました。その中でロジャーズ監督も本当に素晴らしい監督ですし、彼がやろうとしてるところというのも知っています。その中でも、自分たちはすごく良いチャレンジになりましたし、選手たちが本当に良い活躍をしてくれたなという風に思いました。
Q:次のマンチェスター・シティ戦に向けてどんな試合になったか
まずは川崎戦のことですが、結果だけを見れば負けですけど、実際に内容はどうだったのかというところです。そしてもちろん感情的な部分では悔しかったというのはありましたが、それ以上に自分たちは、あの時ファン・サポーターのためにも勝ちたかったというのが大きかったです。本当に、自分たちがやっていて60分まではどっちに転んでもおかしくなかったという部分はありました。特に前半で決定機もいくつか自分たちは作れましたけど、そこで決めきれなければ自分たちを苦しめる、そういうところだったと思いますし悔しさっていうのはもちろんありました。
そして今夜の試合に関してもです。結果もそうですけど、自信にもなったと思います。とにかく今夜の試合も、次の日曜日の試合も、自分たちが見ているのはどこが対戦相手とかではないです。自分たちがどれだけこの期間で成長できるのか、この期間を使って、自分たちが中断明けにどのような戦いをしていくのか、そういうところに置いていますので、しっかりと自分たちの準備をしていきたいなと思います。本当に今夜の試合は、エンターテイメント性の高い試合内容になったのではないかなと思います。
Q:今日のような親善試合では、監督としてどのような難しさがありますか
自分たちだったり他のJリーグの多くのチームは、この期間で休むことができたり、時間を使って次の準備をゆっくりできるというのはあるかもしれません。難しさというのは外に置いといて、自分たちが中断明けの浦和戦から逆算した時に、現状自分たちに何が足りていなくて、どこを成長させなきゃいけないのか、何を自分たちが求めてそのゴールに向かっていくのか、そういうところをしっかりと見られる良い時間だと自分たちは思っています。ボールを持っている時でも持っていない時でも、じゃあ何をするのか、自分たちが足りないところはどこなのか、そこをどうやって上げていくのか。そこを逆算していった上でやっていけたらなと思っています。そして今夜の試合でも、ビルドアップのところ、自分たちが攻撃に移るときにも素晴らしい内容のプレーも何度もありました。ここで満足することなく次にもどう持っていけるのか、そういうところを自分たちはどんどん伸ばしていきたいと思っていますし、そこをどんどん上げていって、浦和戦に向けて良い準備をしたいなと思っています。