Q：試合の総括をお願いします。

まずは勝てて良かったです。パフォーマンスは正直思っていたものではありませんでした。メンバーもそうですが、この30年間のキャリアの中で初めてのことが様々なところで起きました。この難しい中で、私たちはかなりチャレンジをしなければいけない状況でした。その中で選手たちは限られたメンバーで本当に一丸となって戦う姿勢をしっかり見せたと思いました。

Q：前線の選手に守備について何を指示したのか。またチーム全体の守備への評価は？

ミシャ(ペトロヴィッチ監督)が率いる札幌は本当に倒すのが難しいです。ボールを持っている時や持っていない時でも、私たちが集中を切らさずにやらなければいけないと思います。少しでも切らしてしまえば、相手の良さが出てしまい難しい状況に追い込まれます。相手は攻撃に入った時の強さがあります。先制点の場面は私たちが焦れることなくしっかりと守り、奪った瞬間に1本目のパスを繋いだ。これは日頃から言っていることですが、1番大事なのは1本目のパスを確実に繋ぐ。そして相手は前がかりになっているので裏のスペースを狙っていく。そこが狙いです。奪った後の繋ぐところで私たちはなかなか繋げずに少し難しい状況になったところもありました。1点目はしっかり私たちがボールを奪い、前線の選手に繋いでいくことにより宮市のゴールが生まれました。