JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第2戦 北海道コンサドーレ札幌戦 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント ジョンハッチンソン
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Q:試合の総括をお願いします。

まず最初に、次のラウンドに進むことができてうれしく思います。前半は自分たちがやろうとしていたサッカーはしっかりとできて良い部分がありました。それは攻撃面も守備の面も含めて、プレスをしっかりとかけて1人ひとりがやるべきことをやってくれたなと思います。自分たちが大事にしている我々のサッカーでは、ハードワークの部分が特に前半でしっかりと見せてくれたと思います。

後半はいくつか良い部分もあった中で、それ以上にやはり自分たちのサッカーが全く出せない結果となりました。正直、第1戦からの点差という部分もあり、前半終了時点でトータルスコアは7-1になっていました。メンタル的な部分でも少し緩みがあったのかなと思います。どのタイトルを取るにしても、何も終わっていない状況で、まずは最後まで勝ち切りに行く。自分たちのサッカーを止めない。そういう部分を出さないといけないことを改めて学んだと思います。前半は前線3人のヤン、ロペス、エウベルはチャンスを多く作ってくれました。

後半は残念で仕方がないです。どうしても自分たちのサッカーから、かけ離れてしまったパフォーマンスになりました。それでも、まずは次のラウンドに進むことができました。そして今日も遠く離れた札幌までファン・サポーターの方々も来てくれました。勝って次に向かいたかったなと思いますが、全体的にはしっかりと次に進むことができました。次の試合に向けても良い準備していきたいと思います。

Q:この準々決勝2試合を今後の試合にどう繋げていきたいか?

第1戦では前半のうちに相手チームが10人で戦うことになりました。サッカーは1人少なくなったからと言って、決して簡単に進める訳ではありません。やはりそういう時こそ難しさはある中でも、しっかりと結果を残すことができました。今日の試合で自分たちは第1戦から10人を替えました。その中で1人だけ山根が続けて出ることになりましたが、問題なくできる選手だなと思いました。

今日の前半では、いつものF・マリノスらしさが出ていたと思います。特にメンバーの変更があったから誰かが悪いとかではなく、誰が出ても自分たちのサッカーができるという部分が自分たちには備わっているなと思っています。だからこそ、誰が出ても自分は信頼しています。第1戦であれだけの点差があり、そして迎えた第2戦の前半も1点を決めて点差が離れた状態になりました。後半はモチベーションの部分も含めて精神面やメンタルを続けて保つのは簡単ではなかったと思います。

決して札幌が弱いとかそういうことでは全くないです。彼らも1人ひとり本当に素晴らしい選手がいます。そして素晴らしい監督の下にチームがあるなと戦っていて常に思います。今季のリーグ戦で下から2番目という順位にいることが信じられません。自分は、彼らが降格争いするようなチームではないと思っています。このような試合で自分たちが気を抜けば、後半はやはりあのような形になってしまう。そういう部分で学ぶことが多くありました。こういうことが起きないように自分たちは次に向けてやっていきたいなと思います。