
Q:試合の総括をお願いします。
自分たちが試合前に準備していたなかで、相手のやり方についても事前に予想した通りのゲーム内容となりました。
ハーフタイムでも選手たちにそう伝えました。ボールを握りたい状況で、スタッツを見ると相手はチャンスが少ない中でそれをものにしていると思っていました。
そして、セットプレーでの得点率も高かったですし、結局は今日の試合でもコーナーキックから1点を取られ、これが相手の勝点3に繋がりました。
相手よりもボールを握り、シュートの本数も我々の方が少し上回っていたと思います。
だからといって結果がどうだったのか。結局は、彼らがセットプレーから得点を決めて勝利した試合でした。
Q:ファイナルサードでのアイデアや連係はもう少し改善の余地があるのでは?
相手は守備的なチームでしたが、前からずっとプレスをかけてくる。90分を通してそのような展開であれば、簡単な試合にはなりません。
今は多くのJクラブが後ろから繋ぐのではなく、ダイレクトのプレーを推進してやっていると思っています。我々はそうではなく、しっかりと後ろから繋ぎ、前からプレッシャーが来ようがしっかりと相手をハガしてボールを前に運んでいく。そこができるかどうかだと思っています。
得点のチャンスや決定機も作れたなと思います。前半にはヤンが、後半には天野がチャンスを作っていました。
(練習で)フリーキックやコーナーキック等セットプレーの守備にもかなり時間を使いました。そのような準備をしていたなかでも、あのような形で点を取られてしまえば、フラストレーションも溜まります。
次の水曜日の試合に向けて時間はありませんが、しっかりと切り替えてやっていくことだなと思います。
Q:デビュー戦ながら負傷交代となってしまったトーマス デン選手の現状は?
試合が終わった後、彼とは話しました。少し心配な部分では、下半身の股関節の周りで硬さが若干見られ、これ以上試合を続けるとどうなっていたのかなと思います。