2024明治安田J1リーグ 第31節 サンフレッチェ広島戦 試合監督会見
無料記事 試合 コメント ジョンハッチンソン
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Q. 試合の総括をお願いします

このアウェイの地で2点を入れることができましたが、正直守備の部分では本当にひどかったです。

そこは最終ラインがということではないです。自分たちの守備は前から始まり後ろまでの選手がしっかりと一丸となりやっていくことです。そこが全くもってできず、対応ができませんでした。

選手ではなくすべて私の責任です。このチームは2週間前までとても良い状態でした。

今日はボールを失った瞬間、また失点してしまうかもしれない。そういうような流れが起きてしまいました。自分たちはまだまだ試合がたくさんある中、次は水曜日です。そこに向けて修正しないといけない部分を、まずはこの短い期間の中でやっていきたいと思います。とにかくこの広島戦の前に行われたACLで本当に悔しい思いをしました。

そして、今日の試合も自分はものすごく悔しいです。しっかりと準備をして、次の試合に向けてやっていきたいと思います。

Q. 選手たちが守備の際に失点を怖がっているように感じます。直近4試合で複数失点が続いている原因は?

自分は、選手たちが怖がっているようには見えませんし、そこではないと思っています。個の部分でもそうですが、 相手にスペースを与えてしまったり、寄せきれないことやプレッシャーをかけるところでいききれていない。

ボックス内の守備では、最初のチャレンジ、そしてセカンドボールの部分、その1つひとつでしっかりと強く寄せて戦う姿勢でいかないといけません。そういう部分で負けてしまうとやはり試合は難しくなります。

失点を怖がっているのではなく、やはりその前線からの守備、我々の守備は後ろだけではなく、前から後ろまでの選手の守備が大事です。前線からの守備で、ズルズルと遅れてしまったりとか、一歩遅れてしまうと後手後手になってしまい、相手の思うつぼです。

途中出場の選手たちには「我々はこうしていこう。今はこうなっているから、こういう部分でこういうプレーをしてほしい」という情報を与えています。交代で入る選手がただ入るのではなく、今はどういう状況で、自分は何を求められているのかということをしっかりと頭の中に入れてピッチに立つことが大事だと思います。

とにかくボックス内での守備はもっと強くやっていかないといけないと思います。とにかく守備の部分で弱さが出ています。そこをしっかりとやっていきたいなと思います。

Q. 攻撃面に関する評価と天野選手の負傷に関する現状は?

ACLで3点を決めて今日のリーグ戦でも2点を決めました。しかし3点取ろうが2点取ろうが、相手がそれを上回れば意味はないです。負けは負けです。

とにかく悔しい気持ちでいっぱいです。ですが、ここで我々が立ち止まることはありません。

成長し続けることが大事だと思っています。

監督としてすべての責任は私にあります。自分はそういう気持ちでやっています。選手たちに対しても、このクラブに対しても情熱を持ってやっています。とにかくこの2試合は本当に悔しさが残ります。

天野に関しても軽い怪我であってほしいという思いです。まだ詳細は聞いていませんが、軽く捻ったと言っていました。

今日の試合に関しても、やはり総力戦です。喜田は少し脚を痛めていますし、西村も出場停止でした。とにかく自分たちはアグレッシブさを持ってやっていきたいと思います。まだまだ試合が続く中、闘う姿勢を続け、しっかりと次の試合に向けて準備したいと思います。