天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 準々決勝 レノファ山口FC戦 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント ジョンハッチンソン
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Q:試合の総括をお願いします。

山口は本当に戦う姿勢を見せて、前からのプレッシングもやってきて、本当に本気で自分たちと戦ってきたなと思っています。前半、山根の素晴らしいゴールで先制をし、失点の部分は見てたと思うんですけど、一体何が起きて入ったのかいうのはもう一度見てみないとわかりません。あとは、前半早い段階で1人退場者を出してしまい、自分たちを苦しめてしまった。ラッキーなことに相手も退場者を1人出し、10対10の同じ人数で戦うことになりましたが、久々に選手たちがインパクトを残してくれた試合になったなと思います。

ずっとこの4試合、公式戦を勝てずにきていたなかで、やはり今日の試合でも勝つことが大事でしたし、5点を取れたっていうのはポジティブで良かったなと思います。

クラブにとって、ルヴァンカップ、天皇杯揃って準決勝まで進むことができました。他にもJリーグがあり、ACLエリートもまだまだ戦いが残っています。もちろん今シーズンも難しい時期がある中でも、スケジュールもすごくタイトではありますが、1つひとつ戦っていきたいと思っていますし、自分たちのサッカーを信じ、どれだけそれを常に1試合1試合、ピッチ上で表現していくことが大事だと思っています。このクラブに関わるすべての方々に本当にこの勝ちを届けたかったですし、まだまだこれからも戦いは続きます。

そしてファン・サポーターもずっと悔しい思いをしていました。そのなかで彼らが待ち望んでた勝利だったと思いますし、しっかり勝つことで彼らにも報われる時を与えられたと思います。とにかく結果を出せて、次のラウンドに向けて良いゲーム、そしてまだまだ試合があるなかで、どんどんやっていきたいなという風に思います。

Q:前半からかなり相手のファールが多く、選手もイライラしていたと思うが、ハーフタイムにどういうことを伝えた?

自分たちにとっていい挑戦ではありました。この試合でサッカーっていう部分もそうですし、その感情的になってしまった部分っていうのは、自分のなかでは特にエウベルのところ、チャレンジされたところは、ちょっと危険だったんじゃないかなと思います。別にあれが、ジャッジが退場じゃないかとかそういうこと言ってるわけではなく、ちょっと厳しく来ていたなと思いました。その感情というのはコントロールできる部分だと思いますし、やっぱりそこで自分たちの感情を失ってしまうと、後手後手になってしまう。この直近の4試合公式戦負けていたなかで、そういうところはしっかり自分たちでコントロールしなきゃいけない大事な部分だと思います。

ハーフタイムにはしっかり落ち着いて、まずはボールを握ろうと。握った上でしっかり支配し、自分たちのサッカーをしていく。そういうところを集中してやっていくこと選手たちに伝え、その上で前の動きであったりとか、いつもの自分たちのサッカーを出していこうと伝えました。