2024明治安田J1リーグ 第32節 FC東京戦 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント ジョンハッチンソン
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Q:試合の総括をお願いします。

負けというのはすごく痛みます。もう残念で仕方がないです。今日はスタートのところは、コントロールができて良かった部分が多かったですが、守備に回った時も落ち着いてしっかりやれてましたし、先制点をいい形で取れました。良い動きもすごく出てるなかで、その後も同点になったときに、少し崩れてきてしまい、後半に入っても、トランジションの切り替えのところで、またやられてしまいました。それを許してしまうと、もうFC東京の思うがままになってしまうので、監督としてすごく責任を感じますし、またこの切り替えという部分でやられてしまった。そこをどういうふうに修正してやっていくかが今、最優先の課題だと思っています。

そういうところをスタッフとしっかりもう一度映像を見ながら、どこをどう修正し、次に向かっていくのか。 もう水曜日にまた試合です。ACLエリートの2戦目になりますが、しっかり良い準備をして戦いにいきたい。

Q:前半だけじゃなくて、後半も立ち上がり方がずっと良かったと思う。それが続かないのは、連戦の影響があるのでしょうか?

もちろんタフなスケジュールではありますが、そこを言い訳にするつもりは全くないです。でも、例えば他のチームがもうルヴァンカップも天皇杯もACLもないというチームであれば、あと残り6試合、7試合ぐらいだと思います。我々は現段階で残り15試合あります。もちろん他の国内の大会で準決勝に進んでる以上、これで決勝に進めればまた2試合増えます。もちろん自分たちのチームにはローテーションする選手たちはいます。せざるを得ないです。このスケジュールのなかで戦っていくためには、やっぱりどうやってもずっと出れる選手というのはいないと思いますが、とにかくこのスケジュールを自分が言い訳にすることはないです。

この今日の試合に関しても、前半20〜25分は自分たちのペースで握れていた。ゴールも取れた。後半も最初の20分のところまでは良かったのですが、それを簡単に失ってしまう、そういうところが目立ってしまった。もちろんスケジュールとしてはタフであります。でも、勝ちにいくのであれば、そういった状況をどういうふうに戦うかっていうのはすごく大事になってきますし、今シーズン約60試合戦う、そういうチームもあるっていうことを全体的にもう一度見ていただきたいなというふうに思います。来年になれば、約70試合ぐらいの試合をするチームもいると思います。そういうスケジュールのなかで、見に来る人たちに対してやろうとしてる魅力あるサッカーというのをやはり毎試合見せなきゃいけないと思っていますし、そのなかで、今後のスケジュールの作り方・考え方というのを見ていただきたいなというふうに思います。

ですが、我々はこのまま止まることはないです。どんどん続けて戦っていきたいと思いますし、勝ちに飢えてるので、しっかり次に向かっていきたいと思います。

Q:1失点目と3失点目についてどう思いますか?

全部が全部、悪いというわけじゃなくて、やはり良いサッカーをできてる部分もあるなかで、 中央でもサイドでもしっかりオーバーラップだったりとか、自分たちの攻撃というのは今日は出たんじゃないかと思っていますし、まずトランジションの部分で相手にやらせないために、やっぱり自分たちがボールを握ったときに、どれだけ相手をまず下げさせることができるか、我々のゴールからどれだけ遠ざけるかが大事だと思います。遠ざければ遠ざけるほど、簡単に相手に奪われてしまったときでも、守備に回りやすいですし、ゴールが遠いので、時間をかけさせることができると思います。セカンドボールの部分でも、なかなか拾いたかったところで拾えなかったことも多かったですし、特に2失点目なんかは中央で簡単に失ったところが目立ちました。そこからカウンター、トランジションになり、3本のパスでゴール。あれは絶対避けなければいけませんし、繋がなきゃいけない部分だと思います。ですが、このまま我々がやってきてる攻撃的なサッカーを止めることはないですし、F・マリノスのサッカーをやり続け、とにかく簡単に失わない。そういうところだと思ってます。しっかり自分たちで握り、しっかり自分たちでボールを動かし、試合を支配する。そこをしっかりもう一度やらなければいけないですし、その切り替えのところの甘さをとにかく見つけて、選手たちにやらせていく。そこだと思ってるので、続けてやっていきたい。