Q:試合の総括をお願いします。
ここ何試合かタフな試合が続き、そして結果がついてここなかったことが多く続きました。そこで、先日の月曜日にチームで話した際に、とにかく責任感を持ってプレーしようと話しました。
それは1人じゃなく全員でやっていくことを意味します。戦術であったり、交代の判断は私にありますし、すべての結果について私が責任を取ります。私に責任があります。ですが、やらなければいけないことがピッチ上である中で、今日の試合でしっかり選手がリアクションを見せてくれたと思ってます。自分は選手たち全員を諦めたわけでは全くないですし、自分は信じて選手たちをピッチに送っています。そして今夜、彼らはそこをしっかり見せてくれたと思います。彼らが日々本当に努力してる姿を自分は見てきています。そして今日、その日々の努力が報われた結果になったと思いますし、勝ちに値する素晴らしいサッカーをしていたと思います。このACLEで初の勝利を掴み、前回の試合では本当に恥ずかしい試合をしてしまいました。我々のこのF・マリノスのサッカーっていう部分をしっかりピッチ上で見せ、しっかりゴールという結果も見せ、全員で攻撃、全員で守備というところもしっかりやれたと思います。まだまだ次がありますし、引き続きやっていきたい。
Q:今回から大会の方式が改められました。賞金も大きく上がって、例えばこの試合勝っただけで10万ドルをクラブは手にする事になります。異なる12チームの中で8試合を戦うというこのシステムをどう感じていますか?また、どのぐらい勝点を取ればこのフェーズを突破できるという予想でスタートしていますか?
いまの質問の中で、勝点をどれだけ取ったらいいかっていうところを言われましたけど、逆に教えてほしいです。どれだけ取ればこのリーグステージが突破できるのか。冗談はさておき、新しい大会になって、このシステムについて自分はすごくいい印象を持ってますし、すごく良いフォーマットでやってるなという風に感じます。もちろん1戦目ですでに残念な結果を自分たちは食らいました。その中でもこうやってホームに戻ってきて良い結果を残せるっていうのもそうですし、アジア各国の最高のチームが出場してるこの大会で、最高のパフォーマンスを各チームが見せるという最高の大会だと思っています。どのチームもフルメンバーで臨み、しっかり戦うところを見せてくれるっていうのがあると思うんですけど、自分にとって大事なのは、ホームでまずは勝つことだと思っています。
前回アウェイでは、ラフな試合になり、残念な結果になりました。やはりアウェイでの厳しさっていうのはある中で、もちろんそこを捨ててるわけでは全くないです。そこにもとにかく戦いにいき、結果を求めにいきますが、今年に関しては、あとホームが2試合ありますが、そこをしっかり勝ちにいきたいなと。クラブとしての目標はまずリーグステージを突破する。そこに目標を置いてますので、しっかり1試合1試合結果にこだわっていきたいと思いますが、本当にどれだけの価値点を取ればいいのかっていうのは探り探りだと思います。やっていく中で見えてくるものもあると思いますし、現時点では正直どれだけ取ればいいのかはわかりませんが、とにかく1試合1試合戦っていきたいなと思います。
Q:相手のプレッシャー、マークを外して、前線も中盤もうまくスペースを使ってプレーしたと思います。今日は相手の分析をして、何か特別な準備をしたのでしょうか?
自分たちのチームには最高の分析のメンバーがいます。彼らが自分たちのサッカーを含め、相手のことをとにかく徹底的に分析してくれます。その中で、このタフなスケジュール、そしてなかなか難しい、結果がついてこなかった時でもありましたが、とにかく自分たちが常に見ているのは、ボールを持っている時と持ってない時、両方です。特にここ何試合かは失点が多く、ほとんどの失点がトランジションの部分です。切り替えのところをしっかり自分たちが詰めなければいけなかった。彼らもそうですが、そばにコーチ陣がいるからこそ、こうやって結果が残せていると思います。彼らが個人でもグループでもミーティングをこの短い期間の中で行い、どこをどうやったらどうなるのかっていうところを詰めていってくれました。我々は本当休むことなく1つひとつの試合に向き合っていますし、そういうことをやったからこそ、このように結果として選手たちも報われます。
負けが続いた中で自分たちがやろうとしているこのサッカーというのは、簡単ではないです。求められるのはハードワークですし、1つひとつの約束事もあります。人が欠けてしまえばやはり難しくなってしまうし、とにかく我々がやっていこうとしているこのサッカーを信じて続けていくことが大事だと思っています。