2024明治安田J1リーグ 第34節 アルビレックス新潟戦 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント ジョンハッチンソン
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Q:試合の総括をお願いします。

前半は、新潟に本当に難しくされてしまいました。新潟は松橋監督の下で本当に素晴らしいチームだなと改めて思いました。なかなかプレスに行こうと思っても行けずに、逆に自分たちが後追いになってしまい剥がされる。そういうシーンが少し目立ってしまいました。前から守備に入った時に少し見てしまう場面が多かったです。プレッシャーに行ってほしいところで行けなかったシーンがありました。相手のゴール前にボールを持っていくと、自分たちは良い形で繋ぐことができていますが、ビルドアップのところからのテンポの遅さも目立ちました。

後半は、かなり良くなりテンポも上がりました。しっかりと自分たちのやろうとしていることも見えてきました。そしてより良かったのは相手のクロスを止める、シュートブロックするところです。しっかりとできたかなと思います。ボールを握りたいチーム同士の対決でした。0-0で終わってしまい、悔しさはもちろんあります。ですが、ここ何試合か失点が続いていた中で、0に抑えられたのは良かった部分だと思います。後半は特に決定機もいくつか作った中で決め切れませんでした。その悔しさも残ります。前半は本当に自分たちの形では全くなかったです。後半はしっかりといつも通りのやろうとしてるところ、強度の高さという部分は見せれたと思います。とにかく前半が良くなくて後半が自分たちのやろうとしたことができた。

Q: 直近の試合で失点が目立った中、今日の試合でどのように立て直しを図ったか?また、今日の試合の手応えと残りの試合に向けての好材料は?

ハードワークする部分もそうですが、ここ何試合かはやはり切り替えの遅さが目立っていました。ボールを失った後にぽっかり空いてしまったりとか、マークにつききれていなかったりとか。そういう部分がありました。そして直近の名古屋との2試合では計4失点でした。それも全てセットプレーからの失点です。コーナーキックから2失点、スローインから2失点です。やはりそういうところの修正はしなければいけなかったです。アタッキングサードの部分では、より落ち着いて相手のゴール前だからこそ力まずにやっていかないといけない。その準備も大事だったと思います。これも常に言っていることですが、結果に対する責任はすべて自分にあります。選んだのも自分ですし、やり方も含めて自分が選手たちに要求したものです。その結果、残念ながら結果がついてこなかった。とても責任を感じています。

明日の朝からはまたACLエリートに向けて中国の山東に向かいます。相手のチームもロングボールが多く、セカンドボールを拾う戦いになると思います。名古屋と似たプレースタイルだなと思っています。本当に自分たち選手も含めてスタッフもハードワークして一生懸命、目の前の試合に向けて結果を出したい。そこにしっかりと集中して、皆が寝ることも惜しまず日々やっているところを見ています。今日の試合に関しては、0に抑えられたことは良かったです。ですが、次はゴールをしっかり取っていく。そこが大事になってくる。しっかり勝利するにはやはりゴールを取らなければ勝ちに繋がりません。そこへ向かっていきたいなと思います。