Q:試合の総括をお願いします。
サッカーというのは感情的なスポーツだなと改めて思います。前半すごく良いスタートを切って、我々がやろうとしてるところが、しっかりピッチ上で見せることができたと思います。しかし、コーナーから1点失い、これもサッカーかと思うような感じを自分自身受けました。我々がやっていることは間違っていないし、自分たちのサッカーというのはしっかり表現できてるから、もうちょっと落ち着いてやっていこうというふうに後半に臨みました。入り方もすごく良く、良い形で自分たちのサッカーを見せることができましたし、このようなエンターテイメント性の高いサッカーを見せることが、自分たちのサッカーだと思ってます。観に来てくださるお客さんに対しても、そういうふうに我々は常に思っています。そんな中ボールをしっかり動かし、前の動き、全体的なパフォーマンスにしてもそうですけど、最後の最後でしっかり勝利を掴むことができました。個人的にも全体的にも、ほんとにタフな日々が続いています。監督として選手たちを笑顔でお送り届けたいと思ってます。現在5連勝中です。そのなかでしっかり最高の仲間、このチームで、最後の最後残り2試合を戦っていきたいと思います。もちろん、リーグ戦だけではなくカップ戦もありながら、そしてACLEと戦っているなか監督として、本当に自分は幸せと思うことが多いです。とにかく結果を出していくためには自分たちのサッカーをとにかくやり続けることだと思っています。そして常に自分たちのサッカーを表現していくことが大事だと思います。
Q:アンデルソン ロペス選手にキャプテンマークを託した理由と今日の評価について。
このチームには本当にたくさんのリーダーがいます。今日の試合で畠中はまったく問題なかったです。彼は優勝を経験している選手、そしてたくさんの経験をこのクラブでもしています。その中でロペスが巻いた理由は色々あるなかで彼は今日200試合達成というところもそうですし、クラブにとっても彼はゴールも取り、そしていつも勝利をもたらしてくれる最高の選手の1人です。そういうなかで、200試合というところへの敬意をはらって彼にキャンペーンマークを任せるというのは大きな理由の1つでした。自分にとっては去年同様、今年も得点王を獲ってもらいたいなと思いますし、人としても最高の選手の1人です。そして水沼が入った時にキャプテンマークを渡す。そういうところはやはりお互いを尊重し合っている証拠だと思いますし、そういう選手たちがこのクラブには彼らだけではなくたくさんいます。そういうことを見ていると本当に最高のチームに仕上がっているなと思います。みんなが本当に手を抜かずハードワークを続ける。このチームはそういうチームだなと改めて思います。
Q:失点の仕方について
失点の部分は、ずっと修正しなきゃいけない部分でやってきたことだと思っています。(失点は)残念ですし、そういう部分はやはりそのフォーカスをしていなかった時に起こるんではないかなと思います。それは1人だけじゃないです。ピッチに立ってる選手たち、そして自分も含めたチーム全体がフォーカスをし続けなきゃいけない。ちょっとでも気を抜いたりとか、1人でも違った考えを持ってしまうとあのようになってしまう。セットプレーにしても防げた部分だと思います。やはりそこでいつも通りやっていればと思うところもあります。
ロングボールの2点目に関しては、サッカーには色々な点の取り方、攻め方がありますが、あのような場面を自分たちは防がないといけない。正直、我々にとってはもう優勝もない、そして降格もしない。「2点目入っちゃった、アンラッキーだね」と思っても仕方がないと思いますが、そうではなくしっかり選手たちが1試合1試合どんな時でも気を抜かずやっていくんだという最高の仲間の集団です。ロッカールームに行けば、たくさんのリーダーがいます。みんなで声をかけ、こうやっていこう、こうしていこう、ここはこうだからこうやろう。色々みんなで話しています。それが一丸となって強さを持っててるクラブじゃないかなと思います。そういうところも含めて続けてやっていくことが大事だなと思います。