2024明治安田J1リーグ 38節 名古屋グランパス戦 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント ジョンハッチンソン
facebook シェア twitter ポスト LINE LINEで送る

Q:試合の総括をお願いします。

正直、今日の最終節は良いゲームではなかったです。もちろん相手はブロックを敷いてロングボールで対応することが多く、難しい試合でした。また、自分たちの選手たちは少し疲れが見えましたが、すべてを出し切った試合になったと思います。

選手たちは一生懸命にピッチ上でやっていました。自分は暫定的な監督としてやらせていただきましたが、最高の経験であったり、良い時も悪い時も選手たちと一緒にやってきました。今シーズンは本当にスケジュール的にもかなりタフで移動も多く、怪我人等もありました。先制したり先制されたり、逆転したり逆転されたりと様々な試合がありました。今シーズンは優勝できなかったことが本当に残念です。何1つタイトルを獲ることはできなかった。本当に移動が多く、このスケジュールの中でよくやったと思います。自分がこのクラブで仕事をさせてもらい、最高の仲間に出会いました。これからのチームとしての活躍、選手たちの飛躍も応援しています。

Q:チームが来季より強くなるために必要なことや課題は?

名古屋のようなマンツーマン気味でくるチームは本当に簡単ではないです。前方向に行けた部分は多くありましたが、名古屋はボールを奪ったら、蹴って追いかけるサッカーです。我々はしっかりとボールを繋ぎ、前方向に向かう。自分はその方がサッカーとして美しく好きです。自分はそのサッカーを好んで今日までやってきました。

自分はゴール前での落ち着きや改善が必要ではないかなと思います。次の監督がその辺りを色々と見た上で改善してやってくれるのではないかなと思います。

今シーズンを見ても、得点数もそうですが、より上の順位で自分たちは終われたと思います。 

しっかりとそういう部分もやることが多かった中で、ゴール前での質をもっと上げなければいけないなと思いました。

Q:年間61試合を戦い抜いたシーズンでした。横浜F・マリノスでのコーチ、監督を務めて学んだこと、次のシーズンに活かせると感じたことは?

親善試合のニューカッスル戦を含めると62試合になりました。その試合も代表ウィークではなかったですし、他のチームが休める時に我々は続けて練習をして試合に臨みました。公式戦は61試合ということで、本当に簡単ではなかったです。

来シーズンに関しては、自分が監督ではないので何がどうこうというのはないですが、自分はコーチとしてもそうですし、監督になってから今日まですべてを捧げてきたと思います。

ACLEのリーグステージは、あと残り2試合が来年にありますが、3-7で負けた初戦からしっかりと今シーズンを終えて首位で折り返しました。

自分が監督としてこのクラブを率いてから、他のどのチームよりも得点を取りました。自分はクラブの判断に委ねようと思いますが、チーム統括部がどのような点で今シーズンを見て、

次のシーズンに向かうのかというところもそうです。それは彼らが行うことだと思います。選手それぞれがやれるやれないというのは、様々な特徴を持った人たちがいますから、様々なやり方ができると思います。特に今シーズンはパフォーマンス的に良い部分も多くありました。

2連敗、大敗した部分もあった中で、そこからどうやってこのチームがもう一度戦えるようになれるかというところも踏まえ、とても難しいやり方ではありました。スタッフ、選手が本当にすべてを出し切ってくれたなと思います。

今日このように終わり、どれだけ自分が疲れているのかをみなさんは計り知れないと思います。正直ものすごく疲れています。思うところはたくさんありますが、自分が次にどこでやるかもはっきりとはしていません。しっかりとこの経験を次に繋げていきたいなと思います。一旦オーストラリアには戻ります。とにかく、こうして今日という日を終えましたが、とにかく疲れました。