
Q:試合の総括をお願いします。
ほとんどの場面で、自分たちがボールを支配することが多かったと思います。前半は自分たちがボールを失い、カウンターを与えてしまいましたが、後半は自分たちがしっかりと支配できたと思います。
そして、後半は相手のプレッシャーがあったなかでも、敵陣でしっかりとボールを握ることができましたし、選手たちはすべてを出し切ってくれたと思います。足りなかったなところは、最後のゴール前での質だったと思います。先発の選手たちを少し変更したのは、連戦のスケジュールでしたし、フレッシュな選手たちを起用したかったからです。
横浜FCは、本当に堅い守備だったと思います。相手のロングスローやコーナーキック、フリーキックの場面では危険な部分があると思っていました。とにかくフラストレーションがたまる試合になってしまいました。ポイントをしっかりと取りに行くために、中2日で次の試合に向けてやっていきたいなと思います。
Q:ホーム開催の横浜ダービーで初めての引き分けで、ファン・サポーターからブーイングがあったがどう受け止めているか?
ファン・サポーターは今日の試合だけではなく、どの試合でも常に最高の後押しをしてくれています。もちろん勝ちたかったし、本当に申し訳ないと思いますし、フラストレーションは全員にあったと思います。
最後の質のところの違いを出せればと思いますが、選手たちはすべてを出してくれましたし、どうやったら打開できるかというところも探していたと思います。
スケジュールという点でも、本当にタイトだなと思います。上海海港戦があり、広島戦、そして今日の試合、そして中2日でまた湘南戦があります。そうしたなか、フィジカル的な部分において、これ以上何を求めるんだというくらい選手たちが出してくれたなと。
今日の試合に選手たちもファン・サポーターのために勝利したかったと思います。次の土曜日もすぐに来ますが、勝利を求めて選手たちはやってくれることと思います。
Q:堅守を維持して攻撃力を出すという課題をどう解消していくか?
すべてを選手たちはやってくれていますし、常にボックス内に6人が入っていこうともしています。日々のなかで、自分たちも練習でそういう攻撃のところのパターンであったりとか、いろんな部分を試しています。とにかく落ち着いて、ここで慌てるとかではなく、落ち着いて今やっていることを止めずに続けてやっていくことが大事だと思います。共通理解もどんどん深まっていますし、とにかくここで止めることはなく、続けてやることが大事です。