Q：試合の総括をお願いします。

良いスタートを切れたなと思います。前半は良い形で終われて、後半は良い入りができて、自分たちのリズムを掴む前に相手に同点にされましたが、選手たちは最後の最後まで良く戦ってくれました。そして試合終盤でも勝利をつかむためにチャンスを作ってくれました。

相手もチャンスを作っていましたし、我々もチャンスを作りながら引き分けで終わってしまいました。選手たちのパフォーマンスに関しては、良い部分を出してくれたなと思います。

この過密なスケジュールの中でも、1人1人がしっかりと最後の最後までやってくれる姿勢を見せてくれましたが、勝つことができず悔しさが残りました。

Q：攻撃はセットプレーで1点を奪ったが、リーグ戦では流れの中から得点が奪えていない状況で、今後どのようなアプローチをしていきますか？

セットプレーは練習もしていましたし、素晴らしいボールとヘディングでゴールを決めることができました。良い形を作れたなと思いますし、ゴールを脅かすようなことも見せられたなと思います。これを続けていくことが大事かなと思います。

Q：監督としては昨年のようにバランスを崩すような動きをしてでも攻撃に行ってほしいと思いながら見ているのか、しっかりと今のバランスを保ったまま成熟度を高めていき攻撃力を高めていきたいと見ているのか？）

相手陣内で、6人が相手のゴール前に攻めていく。両ウイング、前線の選手、そして10番ポジションの選手、中盤の選手も入っていく形で、6人で相手のゴール前に侵入していく。

自ずと4人がしっかりと相手のカウンターを防ぐような立ち位置です。

ここ何試合かを見ていると、相手は戦術的に前線に3人を残し、ボールを奪った瞬間に攻撃に移る形をとっているチームでした。相手はカウンターを強みにしたチームだなと思っていましたし、カウンターを狙っている中でも、我々は相手のゴール前まで行き、ゴールを奪い、そして勝ちに行きたかったです。今日の試合では良いチャンスをいくつか作れたと思います。

Q：勝ちたい試合で後半43分までヤンと天野を入れなかったのか、あそこがベストなタイミングだと思われた理由はなんですか？

監督として見なければいけないのは、ゲームの流れや試合全体でもありますが、フレッシュな選手を起用したいと考えていたことに加えて、そこまで出ていた選手がどれだけのプレーをしているのか、そうした選手たちの組み合わせもしっかりと見極めなければいけないと思っています