試合を振り返って

まずこの試合にかける想いが強く、選手・スタッフ、そしてファン・サポーターの皆さんにも非常に待ち遠しかった勝点３だったと思います。そういう意味では、皆さんのいろいろなサポートによってこの結果が出たことをうれしく思います。内容は、これまで自分たちのスタイルをベースにやってきている中で、特に守備のところというのはかなり統一感があったと思います。決定機が前半からあったのですが、なかなか決めきれずに折り返し後半を迎えたのですが、チャンスは作れていたので焦れずに我慢強くプレーしたことが終盤の2点につながったのだと思います。

Q.選手たちの意気込み、切り替えについて感じることは？

天皇杯とルヴァンカップのカップ戦をクラブとしては逃してしまっていたので、リーグ戦に対して集中力の舵を切ってやれていたというところですね。過去2試合の反省では、F・マリノスらしさが出ていたものの結果につながらなかったというものがありました。いい流れではなかったというのを断ち切るというところで、試合にかける準備や想いを選手・スタッフがやってこれた。この試合で勝ち点3を取れたことは今後につながると思います。

Q.選手のメンタルの部分で成長したと感じることは？

いろいろな話をしてきたので、選手たちの緩みがちな部分があったと思います。より強いF・マリノスになるんだという思いをひとりひとりが持ったと思います。メンタル面が今日の試合では非常に大きかったと思います。

Q.前回の試合から時間があったというのが良い意味で作用したと考えますか？

一つの区切りとして、うまく時間が使えたと思います。その中でいろいろな確認をしてきたので、スタッフひとりひとりがハードワークしてそれぞれの役割のなかでこのパフォーマンスにつなげてくれたと思います。選手ひとりひとりにおいては、強いF・マリノスを目指していくというものがメンタル的に整理された中で結果につながったと思います。この時間というのは大事な時間だったと思います。切り替えるという部分ではいい切り替えができたと思います。

Q.今日の鳥栖の攻めどころは？

A.ポジションをひとりひとりがハードワークしてモビリティのあるフットボールをしてくることはわかっていたので、我々も攻撃的なプレーをする中では、アグレッシブさやハードワークはもちろん、特に守備のところを準備できていたので、鳥栖にも自由を与えることが少なかった。そういったことが功を奏したと思います。