明治安田生命J1リーグ第11節 浦和レッズ戦 試合後監督会見
無料記事 試合 試合 コメント ケヴィン マスカット
facebook シェア twitter ポスト LINE LINEで送る

試合の総括

見てわかる通り、2つの面が見れたと思います。とにかく、前半に自分たちが多くのチャンスを握り、支配したゲーム展開になって素晴らしい内容のサッカーを見せてくれたと思います。しかも浦和という難しい地であのようなプレーが出来たのは本当に素晴らしいです。しかし、後半の失点が本当に残念です。最初の2ゴールに関しては、似たようなやられ方でしたし、3ゴール目に関しては予測という部分が足りませんでした。とにかく自分たちがやろうとしている試合を支配するという部分、内容においてもしっかり見せられた試合になりましたが、自分たちにとって本当に残念な結果で終わってしまいました。

Q:本当に素晴らしいサッカーだったんですが、3点をリードしたチームがカウンターから2点を取られた。取られ方の内容についてもう一度振り返りをお願いします。

もちろん守備の面で改善という部分はできるかなと思いますし、点を取られた最後の部分をフォーカスされると思うのですが、そこだけではなく、その前の部分で自分たちがボールにしっかり行ったのか。後半の立ち上がり早々にゴールを奪われてしまったというところもそうなんですが、そこからうまく出来ず、本当に選手たちが悔しい思いをしたと思います。

ただこの浦和という難しい地で、このようなサッカーを選手たちが見せてくれたことに関しては、不思議な感覚ではあるのですが、いい部分はあったと思いますし、結果はついてきませんでしたが、F・マリノスのサッカーをしっかり選手たちが表現してくれたと思います。

Q:前半で1ゴール1アシスト、そして先制点の起点ともなった宮市選手について、監督からの評価をお聞かせいただけますか?

宮市は本当にここまでハードワークをし続けて、手を抜かず、いつ出てもいい状態のパフォーマンスを見せてくれました。それが、今日しっかりゴールとアシストという形で結果も出たと思いますが、それ以上に彼が試合結果について悔しい思いをしてると思います。彼だけでなく、本当に選手たち全員が悔しいという思いで今日の結果をしっかり受けとなければいけないと思います。

もちろん自分が責任を負わなければならない部分もあります。選手たちに対して、勝ち点3を取れるように、まだまだやらなければならないことがあると思います。でもまずは自分たちのサッカーを続けてやっていくことが大事ですし、いい準備をして次に向かっていきたいと思います。

Q:宮市選手の左サイドが前半、かなり攻撃の起点になっていました。相手の右ウイングバックの背後やセンターバックの横のスペースをかなり意識しているように見えましたし、前節の反省点を活かしていましが、今日の前半の攻撃の狙いとして、選手たちに授けていたものはどういったものだったでしょうか?

左だけを狙っていこうという狙いはなかったです。常に自分たちは両サイドを支配していく、そういうサッカーを目指しています。もちろん宮市のプレーを活かした部分が出たと思います。ビルドアップのところもそうですし、テンポという部分も相手の陣地で、試合を支配するということを自分たちは常に目指しています。その中で、今日は左のサイドが良かったのかなと思いますが、右サイドの水沼もしっかり入ってゴールを奪うシーンもありましたし、特に左がどうこうということではなく、両サイドで支配をすることを常に目指しています。