明治安田生命J1リーグ第4節・浦和戦 試合後監督会見 質疑応答
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Q.試合の総括

みんながハードワークをして、前からプレスに行くという意識を選手全体から感じられました。自分たちのサッカーを見せることができたと思います。そして、3ゴールしましたが、もっともっと取ることができたと思います。ですが、選手たちはハードワークして、良くやってくれました。

Q.2ゴールを決めた前田選手がチームに与える影響について

多くのハードワークをしてくれる選手の一人です。素晴らしいプレスをかけることもできますし、チーム全体を助けてくれています。あとはFWとして良いエリアに入り込んだり、走り込んだりというところも彼の特徴です。昨年はシーズン途中から加入したこともあり、なかなか自分たちのサッカーになじむことができずにやっていた部分もあったので、難しかったと思います。ですが今年はプレシーズンからしっかり準備して、自分たちがやろうとしているサッカーへの理解も深まっていると思いますし、とにかくハードワークをした結果、ゴールもついてきていますから、彼のやってくれていることはチームの力になっています。

Q.攻守共にハードワークし、チームにリズムを与えているマルコス ジュニオール選手の評価について

毎試合、彼は良くなってきています。今年の始めは途中で怪我によってスタートが難しくなったこともありましたが、マルコスのような選手がハードワークをすることによって、チームにも本当に助けになります。彼も3年目で経験のある選手ですが、立ち止まることなく毎日成長していますし、強さが感じられます。ですが、彼だけではなく全員がハードワークしたり、チームのために戦う姿勢が見られましたし、今シーズンは交代した選手も含めて、プラスの力をピッチで表現してくれています。昨年との違いは、前からいくことや、ボールを持った場面でのアグレッシブさです。そのような場面でもっともっと良さを出していきたいです。

Q.ボールを失った瞬間から、もう一度攻撃につなげるまでの選手たちのアクションについて、監督はどのように感じているか

ハイラインでプレーしていますが、切り替えのところで焦らずにやったところが今日は良かったと思います。前半の残り10分では疲れてしまい、慌ててしまったところもあり、ボールを失うことも多かったです。しかし後半は、相手の陣地に入ってからどれだけ落ち着いてできるか、緩急をつけてコントロールできるか、タイミングを見てスピードアップしていく、という点において良くできていました。

Q.ここまで開幕からシステムを変えながら戦ってきましたが、チームのベースになる部分は見えてきたか

状況によって変化は必要になると思います。まだまだ2~3日おきで試合が行われます。また怪我人の状況もあります。今日の試合でもティーラトンが怪我をしてしまいました。どれくらいかかるかはわかりません。準備段階のところで自分たちが柔軟性をもってできるんだということを見せるためにも、最終ラインが3人でも4人でも準備をしてきました。いろいろなことが試せると思います。そのような意味で、今日の試合はポジティブに見ることができましたし、まだまだ伸びしろはあります。エウベルにしても、岩田にしても、今季加入したばかりの選手です。その選手たちが、自分たちのやろうとしているサッカーをより深く理解することが必要だと思いますし、今後も続けていきます。