Q:試合の総評をお願いします。
今日の試合は人々からの注目や気持ちが高まっていた試合だったと思います。自分たちが大事にしてるメンタルという部分を、そういった高まった気持ちと繋げることが大事だと思います。結果はこのような形ですが、ハードワークした結果だと思っています。しかし、前半は敵陣でボールを失ってしまう、相手に渡してしまうという切り替えの多い前半だったと思います。そこで修正をしながら後半に向かいました。自分たちがしっかり試合をコントロールしながら相手のゴールに向かっていく。そして本当に素晴らしい結果で終わったと思います。
Q:3つのポジションでプレーした山根選手の評価
彼にとって特別な夜になったと思います。彼には大きな責任がのしかかった試合になりました。 急な対応でも彼があれだけのプレーをしてくれる。水曜日に90分出場した中で今日の試合を戦うところでも、見ての通りサイドバックに様々な選手たちが関わっていますが、彼のような選手は本当に特別だと思いますし、彼の成長という部分でも吸収するのが本当に早いです。そういうところも踏まえてチームメイトも彼を認めていますし、彼はアカデミーから育ってトップチームに入りました。本当にアカデミーの方々にもよろこばしいことだと思っています。彼がどれだけのことをやってきたか、そして今夜の結果が彼にとって良い試合でした。
Q. ハーフタイムで何を話しましたか?
もちろん自分たちはスタートからしっかりセットアップして、やれた部分というのはあった中で、相手も強度高く前からプレスにきました。自分たちはプレスを剥がせた部分もありました。そこで相手は全体的に前から来るのではなく、少し下がった状態からプレスに来ました。自分たちが簡単に相手にボールを渡してしまった部分もありましたし、やはり切り替えが多くなってしまいました。それにより自分たちが走ることも多くなります。うまく失点せず守備でも良い部分を見せることができたと思いますが、やはり自分たちの簡単なミスで相手がカウンターを狙ってくる。そういうところを後半は修正していました。特に相手の敵陣に入った時には一つひとつ正確にやっていこう、簡単に相手にボールを渡すなということだと思います。そこを見ていれば、後半はしっかり落ち着いてできた部分が多かったのではないかと思います。
Q:横浜ダービーへの思い、また怪我人が多い中で試合に臨むにあたってどうだったか。
今日スタジアムにたくさんのファン・サポーターが足を運んでくれました。その方々に素晴らしい結果をプレゼントすることができ、気持ちよく帰宅できると思いますし、僕らは今イースターの時期ですがイースターを楽しんでもらえたらと思っています。自分は選手、チームを誇りに思います。結果を見れば楽な試合運びだと思われる方もいると思いますが、決してそうではなく、どれだけハードワークをして今日の試合に臨んでいたか。ピッチ上でも手を抜くことなく自分たちがやろうとしてるサッカーを見せることができました。選手たちは結果を残してくれましたし、彼らも良い週末をむかえて次の試合に向けて良い準備ができたらと思っています。
Q: ハーフタイムに渡辺選手を交代させた意図
彼は今シーズン開幕してから本当に素晴らしく基準高く良いプレーをしてくれていました。その中で前半にボールを失う場面がチームの中で多かったです。そして前半が終わる寸前にイエローカードをもらってしまったというところもあり、後半フレッシュな選手を入れようと思いました。 藤田を入れたことにより、彼はもちろん水曜日に素晴らしい試合内容をしてくれましたし、彼だけじゃなくて山根にしても、ヤン、井上が入ったところで誰が出ても違いを出せるというところ、チーム内でのポジション争いというところも本当に多く行われています。とにかく一人ひとりのスタンダードを落とさずにどれだけ高め続けていけるかだと思っています。選手たちが頭の中で一つひとつ踏まえてやらなければいけないと思います。