Q:試合の総括をお願いします。
誇りにまずは思うのと、次のステージに進めたのは本当に素晴らしいなと思っています。この大会は自分も経験がありますが、どの試合もタフな試合になっていくだろうと。これはヨーロッパのチャンピオンズリーグでも、アジアのチャンピオンズリーグでも戦い方は本当に難しいです。やはり常にベストを尽くしていないといけないなと。自分たち今日はスタートからしっかりボールを支配し、良い形でやれていた部分は多かったです。そして、難しい時間帯が前半で訪れてしまって我慢をしなければいけない部分もありました。そして後半に向けてしっかり修正していこうと。後半に入り退場者が出てしまい、なかなか思うような形で進めることはできませんでしたが、やはり山東もタフなチームでアグレッシブにそして強さを持ったチームです。ですが最後の最後まで諦めない姿勢、一人少なくなった状況でもしっかり自分たちは諦めない前にいく姿勢ということを見せていきました。本当に結果に対してもすごく満足していますし最高のパフォーマンスを選手はしてくれました。本当に彼らを誇りに思っています。
Q:1人退場になった後すぐ選手交代をして宮市選手とロペス選手をツートップ気味に並べるような布陣にしたと思います。あれはあくまで1人少なくても点を取りにいくためにああいった布陣の形にしたのでしょうか?
その時の状況でも自分たちは慌てることなく、相手がこう使ったら嫌だろうなというスペースやワイドなスペースがあったり、そこのスペースにはやっぱり自分たちのスピードのある選手を使います。それが11人でやっていようが、10人になろうが変わらずやろうと思っていましたし、最後の最後まで選手たちがプレーした中で結果はついてきました。ハイプレスのところもそうです、そして自分たちは相手が前に来るのであれば裏のスペースというのも前の抜け出しというのも狙っていきたかった。そこで何かを変えるつもりもなかったですし続けたいなと思います。
Q:渡辺皓太選手の守備時の縦や横のスライドは本当に素晴らしかったと思います。監督の評価は?
自分たちはこうして次のラウンドに進めますし、アジアチャンピオンズリーグの終盤にかかっています。その中でも終盤になればなるほど相手ももっともっと強くなっていきますしより簡単ではなくなっていきます。その中でも今日のような試合でも10人になればより難しさというのは増しましたし、それでも仰っていたようにカバーリングの能力であったりとか、そういう部分で渡辺も素晴らしいプレーをしてくれました。そして、彼だけではなく喜田もそうです。本当に上下左右にお互いを助け合いやっていた中で彼らだけではなく他の選手たち全員で補っていく。そこの姿勢というのは本当に素晴らしかったですし、やはりこういう大会というのは特に個で勝つというのは難しいです。なので一丸となってプレーするチームが勝つと自分は信じていますし、結果難しい試合になりましたが最後の最後まで諦めずやったことで自分たちは次のラウンドに進ことができた。本当に選手たちがどれだけやったかというのは計り知れませんし、本当に素晴らしい試合をしてくれたなと思っています。
Q:この大会を上手く勝ち上がるために普通のリーグ戦とは違い大切になってくるところや、より強調されるべきところはどのようなところにあると考えていますか?
言葉の通りなんですけど、やはりこのカップ戦というのは勝ち抜きなので負けてしまえばそこで終わりというところですね。リーグ戦は多く試合を年間を通してこなしていく、そういうところにあります。ミスがより許されないのがこのカップ戦じゃないかなと自分は思っています。もちろんリーグでミスをして良いのかそういうことではないです。ですが、カップ戦というのは言った通り、そこでああこうしてればよかったっていうのが効かないんです。もう終わってしまうので。そこで負けてしまえば次はありません。でもリーグ戦は次に向けて修正して戦える。繰り返しになりますが、カップ戦というのはよりミスが許されない、ミスを少なくやらなければならないですし、そこに自分は違いを感じています。