2024明治安田J1リーグ第7節 ヴィッセル神戸戦 試合後監督会見
無料記事 試合 コメント ハリーキューウェル
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Q:試合の総括

神戸に来て、ゲームを勝ち切るということは本当に大変なことです。簡単では決してありません。 神戸のしっかりとしたスタイル、これに対して、どう我々が対応するのか。特に脅威になるのはクロス、 そして前線の強力な選手たちでした。その中で我々はどう対応するかといったところをしっかり取り組む姿勢というのを貫くことができたという風に思っています。

守備も攻撃のところも、途中のエラーは1つ、2つありましたが、そこは真摯に受け止めて学んで、次に活かせばいいというところです。神戸に対して我々は、真ん中のスペースが空いてくる、ここをどう使うか、こういったところを狙って前半から取り組んでいました。 やはり、本当に決めるとこで決めきれないことが続くと、間違いなく仕留められる。そういった気持ちがある中で、我々は前半から取り組んでいました。ただ、その中で選手たちは本当に我々が要求していることに対して、1つ1つ真摯にピッチの中で表現してくれたことが、今日の結果に繋がったと思います。 我々チームとして何ができるかということを証明した1つの試合になったのではないかと思います。選手たちからも、この勝利に対しての欲望というものを強く感じることができました。 そういったところから、今日は全体的にゲームを支配できたんじゃないかと考えています。

Q:後半あれだけ勢いをもって、しっかり点を取って勝てたという変化のきっかけになった監督のアプローチはどんなものだったか?

自信ですね。どう自信を持たせるか。神戸に対してどこにスペースがあるかというのは、もう始まる前から分かっていました。 ただ、やはりアウェイに来て、この強力な相手に対してどう試合に入るかといったところでは、最初の10分、15分は少しだけ守備の意識を高く持って入る。そういったことはしたかもしれませんが、ハーフタイムに選手たちにどこにスペースがあるのかということをもう一度伝えて、そこを徹底的に後半からはやっていく。その取り組みが少し変化として映った部分もあるかもしれません。

Q:小池龍太選手復帰について。起用に至った背景。

間違いなくファンタスティックな選手であるのは聞いていましたし、皆さんも認識の通りだと思います。その中で、ここ過去数カ月から今日まで、どれだけ自信を持ってこのゲームに対して挑めるかといったところを見ていましたが、本当にハードワーク、リーダーを小池選手がしてくれて、そこから私が自信を受け取った。そういったことが今日、小池選手を起用した背景です。彼がメンタル的に準備していたことは間違いないし、このゲームに対していつ出るのかとワクワクしていたことを見ることができました。実際にピッチに立って、ボールを触って、クオリティを見せてくれました。去年の王者に対してこの状況で出てくることは、簡単なことでは絶対ありません。でも、彼は今日とても素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。見ている方々は、今日の小池選手だけの姿を見て、もう戻ってきたなと。そういった風に捉えるかもしれませんが、間違いなく時間はかかります。ただ、これからパフォーマンスのところで、良くなっていくことしかないと思いますので、 我々はしっかり見守っていきたいと思います。チームにとってプラスであることは間違いありません。。

Q:それぞれ攻撃の仕方、スタイルが全然違って、今日のような試合をして勝つと、自分たちのスタイルの方がより優れてるんじゃないかという風に証明できるような試合になったんじゃないかと思うが?

彼らには彼らのスタイルがあります。そこは彼らの指導者、監督が決めることであって、そこに対してコメントすることはありません。我々は、やはり見ている人に対してエンターテイメントを提供する立場でもあると思います。ボールがより動いて躍動感のあるサッカー。これをクラブであったりファン・サポーターが求めているといったことを我々は認識しています。 ズレをいかに見つけて、そこをついていくか、そしてエキサイティングなサッカーを見せられるか。 これが我々が目指すスタイルで、そのスタイルをしっかり貫いて勝利できたこと、冒頭にも申し上げましたが、そこを本当に誇りに思います。