Q:試合の総括をお願いします。
難しい試合でした。水曜日の試合から中3日でこのアウェイの地に来なければいけなかった。そして自分はこの札幌の地に来るのが初めてでしたし、ドームという場所も初めてでした。いつもとは違う雰囲気の中でやっていました。
前半は、特に自分たちが多くのチャンスを作れました。「ここは決めれるだろう」というシーンでも相手GKの素晴らしいセーブがありました。なかなか1点が遠かったです。守備の部分では、相手の強みであるロングボールや逆サイドへの展開もあった中、自分たちは本当に素晴らしい守備ができたと思います。集中を切らさずに最後の最後までやれていたと思います。しかし、スローインの場面では少し集中力が欠けていたと感じ、修正が必要だと思いました。
後半は、良い形でチャンスを作れている中で点が取れず、「まだか、まだか」という気持ちになりました。PKのシーンでは、しっかりと1点をリードすることができました。その後、相手もどんどん攻めに来ましたが、その中で自分たちも1、2回のチャンスがありました。良い部分はたくさんありましたが、本当に2点目が遠かったです。しかし最後まで諦めずに結果を残せて良かったなと思います。
Q:広島戦に勝ち、今日はどういったチームの雰囲気で試合に臨んだか?
振り返ると、本当に良い部分はたくさんあったと思います。その中で、チャンスがあるのに決めきれないと、すぐにはチャンスはやっては来ません。やはり、カウンターを受けてやられてしまうことがありました。とにかく自分たちのサッカーを信じてやり続けることが、我々にとって大事だと思っています。
今日の前半は自分たちのやり続けたサッカーが見えました。ハードワークさというのは自分たちのチームにとって大事な部分です。練習から常に要求している部分です。選手同士もそこをしっかりと頭の中に入れながらやっています。そしてポジティブな部分は多い中でしたが、時には運も必要です。水曜日も素晴らしい結果を残しましたが、今日の試合については守備の部分がより良かったと思います。また前半は我々の決定的なシーンが3、4回はあった中で、札幌のGKの素晴らしいセーブもありました。自分たちはすぐに次の試合がまたアウェイでありますし、もちろん簡単ではないですが、やり続けることが大事だと思います。
Q:まだ第16節を未消化ですが、シーズン前半戦の総括をお願いします。
まだ試合は残っていますが、タフだなと自分は思います。Jリーグは本当に素晴らしく、簡単ではありません。率直にそう思います。もちろん自分たちも今日まで上手くいった部分といかなかった部分がありました。またエモーショナルな部分も色々とありました。今日までかなりの試合をこなしてきましたが、リーグ戦だけではなくACLもありました。求められた部分もすごく多かったですし、悔しい思いもしました。
残りのシーズンもそうですが、やはり良い部分と悪い部分があっても、自分たちがやっていることをブレずにやり続けることが大事だと思います。「どうしたらこのようになるのか」、「どうしたらこのようにいくのか」というところは、外から見ていると分からない部分が多いです。自分の目でしっかりと見ていきながら、残りのシーズンも自分たちの良さを出し、ブレずにやっていきたいと思います。
まずは今日までの戦いの中で、本当に簡単にやらせてくれるようなチームはありませんでした。自分たちは何をしたいのか。チームとしてクラブとして求めているものをしっかりと見つめて進んでいきたいなと思います。そして、1番大事なのは次の試合です。